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EXCELの関数の登竜門"Vlookup"プログラミングが楽しくなる人が取り組む関数

いつも、当noteをご覧いただきありがとうございます。

ちょっと、今回は趣向を変えてプログラミングを始めてみようかなと思っている方や、プログラミングができる仲間を増やしたい人向けの内容になります。

プログラミング脳(造語)

実は、プログラミングを始めるのに必要なのは、プログラミング脳になれるかどうかだと思います。はまる人ははまるし、そうでない人もいるのはこの状態になれるかなれないかだと考えます。

では、プログラミング脳とはどんなものでしょうか。例えるなら英語の勉強に近い部分があると思います。英語を学んで、実際に生活で使える方はどれくらいいるでしょうか。英文は日本語と大きく違います。単語を勉強しただけでは、伝えられる文章が作れませんので文法というものを学べなければなりません。

この、文法のような要素がプログラミングにも存在します。プログラミング言語は、コンピューターに命令する(話しかける)言語です。コンピューターが理解できる文法と単語で書けなければいけません。

さて、前置きが長くなりましたが、そんなプログラミング言語の文法理解に近づく丁度いい関数が存在します。

EXCELのVlookup関数

Excelは、パソコン操作をするうえで見かけない日はないほど、有名で身近なものです。Excelを使い込んでいくと、標準搭載された関数を使って業務効率をしていこうと考えになる方も多いと思います。

みなさんはどんな関数が好きですか?よかったら、コメント欄に投稿してもらえると嬉しいです🥴

僕は、Vlookup関数が好きですし、よく使用します。

最初に使用するようになったのは、薬局業務における在庫管理を任された時でした。薬局ではレセコン(レセプタコンピューター)を導入しているところがほとんどです。このレセコンは請求業務に使用することがメインですが、そのレセプトデータを計算・取り扱うなかで様々なデータを作成することができます。

そのデータの1つに在庫データを集計できる機能がついてました。「在庫使用量」「現在在庫量」がCSVファイルで出力できるのです。

そのデータを取り込むことで、最新データを活用した発注計算システム(EXCEL)を構築しました。

なんやかんか難しいことは省きますが、こういったデータを用いてほしい情報を生成することができることが、プログラミングの基本文法を理解するうえで大事なことだと思います。

この時に一番活躍したのがVlookup関数です。

Vlookup関数は、データベースを用いて計算することに長けています。幸いにも、レセコンから抽出されるCSVデータはデータベースといえる二次元配列で整理されたそのものだったので、自然とデータベースの基本やデータベースをもとにシステム構築する癖が身についていきました。

Vlookupを使いこなすことはプログラミング脳を刺激すること

Vlookup関数を使用するためには、データベースを用意するという前提が必要です。そのうえでならデータベースが複数あろうが、拾いたい情報が変わろうが表面上の処理は変更しなくていいので、情報が更新(データベースの数値が変わる)することでも、特別な手直しはいりません。

こういったことが体感できると、表面上の処理(フロントサイド)とデータベースによる管理(バックエンド)の領域も理解できますし、表面上の処理を如何に簡単にしておくことが、詳しくない人間の操作や引継ぎができるのかという技術を磨くきっかけにもなりました。

ですので、もしプログラミングができるようにしたい・させたいと考える方はExcelのVlookup関数をどれだけ使いこなしているかということを一つのステップとして置いてみてはいかがでしょうか?

おわりに

昨今、薬局ではIT化が遅れていると言われていますが、それを解決するために莫大な費用をかける必要はありません。

ツールをメーカーから購入するだけでなく、世の中にある低価(無料)のツールを組み合わせるなどして薬局業務の革新をすることをファムテック(PharmTech)と呼びます。

皆さんも、是非ファムテックを学び、薬局業務を楽しく革新していきましょう(^^)/

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