新社会人の君へ

新社会人の君へ

今の君の胸には、喜び、期待、そして不安が入り混じっているだろう。
実は、君と全く同じ気持ちの人がいる。

君の親だ。

親というのは子供と一心同体だと思っている。
嘘じゃない、君も親になったら分かる。

子供が傷つけば同じように痛み、
嬉しいことが有れば、同じように喜ぶ。

だから君達にお願いがある。

今月受け取る初任給で、
親を食事に連れて行ってやってくれ。

安い居酒屋でいい。

連れて行って「好きなものを食べて」と
言ってやってくれ。

大丈夫だ。
きっと安いメニューを頼むはずだ。

親にお金を使わせたい子供はいても、子供にお金を使わせたい親はいない。

「初任給で君が連れて行ってくれた」

この思い出を親にプレゼントして欲しい。

賢い君達なら分かるよな？

初任給は人生で一回しかチャンスがないんだ。
ぜひやってくれ。

それが、社会人の金の使い方ってやつだ。

君とご両親の未来に、乾杯。