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ワイヤレスゲートとは何者なのか

はじめまして。ワイヤレスゲート技術本部の阿部と申します。
現在は現行システムの機能開発、保守のマネジメント及び新規事業についてのシステム設計など担当を行なっております。
真面目な記事から不真面目な記事まで不定期に追加していきたいと思います。

さて、当社についてご存知のない方も多いと思いますので、
ワイヤレスゲートは何をしている会社なのか?
これからこの会社は何をするつもりなのか?
と言った点についてご説明いたします。


そもそも何をしている会社なのか?

当社はMVNOと呼ばれる通信事業者です。
MVNOとは、通信基地局を持つキャリアから回線設備を借り受けて、自社サービスとして展開を行う企業です。

MVNO事業者様の例

多くのMVNO事業者様はB2Cを基本として、格安SIM提供サービスを中心に展開を行っています。
当社はヨドバシカメラ様やディ・ポップス様など、店頭販売を行っている事業者様向けにWiMAXやプリペイドSIMを提供するサービスを主体としており、他MVNO事業者様とは少し立ち位置の変わった業務を中心としております。

図に表すと以下の通りとなります。

ビジネスモデル比較

ビジネス用語でB2B2Cと言います。
販売をパートナー様に委託することにより、当社はパートナー様、お客様に対して「あってよかった」サービスを企画開発、提供することに特化することができます。

ご存知の通り2021年以降、MVNO事業者は法改正による単価値下げなどの影響から、競争激化する市場環境に置かれております。当社といたしましても、データセンターの統合を含め、収益改善の取り組みを実施しており、利益率の向上を行うと同時に、付加価値の向上により販売パートナー様を増やし、利益拡大を目指しております。

と、経営企画が言いそうなことに関してはここまでとして、
(長くなりましたので簡単に)システム部門として、今後の取り組みをご紹介します。


これから何をしていきたいのか?

ハイブリッドクラウド化

通信事業者あるあるなのですが、データセンターと他社様の回線が、物理的にLANで繋がっていることがあります。
そのため、全てをパブリッククラウドに移行するには多大な時間とコストがかかり現実的ではないのですが、データセンターにあるサーバーというものは劣化していきます。
そのため、段階的にクラウドへアプリケーションやDBなどを移行していき、データセンターへの依存度を減らしていく取り組みを行なっています。

これはコスト削減をはじめとして、社内での開発体制の構築や迅速なリリースを可能とするフローの構築が容易となる点や、スケーラブルな環境となりますので、耐障害性が向上するなど、様々な恩恵があります。


新規サービスの創出

こちらは企画・調整段階となりますので詳しく記載することができないのですが、現在当社はお客様の情報をお預かりし、課金処理やキャリアとの連携を行なっております。
しかしながら、せっかくご縁があり当社にご加入いただいたお客様に対して、UI/UXが現代的ではなかったり、年代別、性別ごとの各ライフサイクルに対して、きめ細かいサポートができていない状態であると認識しており、通信インフラである我々としてご提案できるサービスを増やしていきたいと考えております。

AIも使いたい

以上となります。
ワイヤレスゲートが何をしている会社なのか、ご理解の一助となりましたら幸いです。技術的な記事に関しましては今後追加していきますが、当社はインフラエンジニアの募集も現在行なっておりますので、
少しでもご興味を持たれましたらお気軽に人事担当にお問い合わせください。