2021年のセ・リーグを簡単に振り返る - 前半 -

今日は2021年のセ・リーグを簡単に振り返ってみます。

2021年セ・リーグの勝率
2021年セ・リーグの勝ち越し数




4月:阪神首位スタート、ベイスターズが最下位独走

阪神が貯金10の好スタートを切り、ベイスターズが借金15のスタートダッシュ失敗という形になってます。
阪神は2021年オープン戦首位であり、その勢いでサンズ、マルテ、佐藤等の打者陣が好調を維持していました。また、投手陣も問題なかったので、順調に勝ち続けていました。
一方、横浜はコロナ要因で外国人のチーム合流が遅れたこともあり、勝率が2割前後を彷徨っているように低迷状態となっていました。
月間MVPは開幕5戦5勝の巨人高橋と、開幕から16試合連続安打で打率.352の21得点である広島菊池でした。また、菊池は通算100号ホームランも達成していました。

5月:阪神は好調を維持、ベイスターズは復調気味

阪神は好調を維持しつつ、他のチームも中々順位が動いていない状態となっていました。一方、横浜はオースティンやソトがスタメンにも参加していることもあり、貯金数(借金数)はほぼ現状維持で耐えている状態です。
月間MVPは7試合連続を含む9セーブを上げて防御率も0.00であった阪神スアレスと、19打点6本塁打を放った阪神佐藤が受賞しています。佐藤は5月2日に初めて4番を経験し、5月28日には西武戦1試合3本塁打を記録しました。

6月:巨人が追い上げ、広島が最下位転落

阪神は交流戦2位(貯金4)と好成績を残していたものの、佐藤・サンズの不審やリリーフ陣の疲労等もあって、リーグ戦再開後に徐々に失速し始めます。巨人は梶谷が5月終盤に離脱していたり(6月末に復帰も7月初旬にケガで2軍落ち)、交流戦は9位(借金1)という成績に終わっていました。一方、交流戦終了後の甲子園3連戦で首位阪神相手に3連勝する等、しっかりとチームを立て直していました。
同じ頃、広島は交流戦最下位(借金9)だけでなく、リーグ戦再開後にも不調が続き、最下位に転落することとなった。
月間MVPは防御率1.20で4勝を上げた阪神青柳と、打率.406、9本塁打、25打点とチームの好調(貯金4)の原動力となった横浜オースティンが受賞した。オースティンは2020年10、11月度にも受賞しており、ハイレベルな成績を残し続けている。

7月:前半戦終了、A/Bクラスではっきりと分かれる

今年はオリンピックもあり、7月14日で前半戦終了となった。
阪神はゲーム差2で首位に立っており、独走体制ではなくなってしまったものの、何とか耐え凌いでいる状態であった。すぐ後ろに巨人・ヤクルトが迫っており、上位3チームのどこが優勝するのか全く分からないまま、前半戦は終了した。
中日、広島、横浜も2.5ゲーム差以内に3チームが入っており、非常に均衡した戦いが継続し続けていた。また、広島は調子を取り戻し始めており、横浜が再度最下位に転落している。
月間MVPも7・8月度として表彰されるため、今月は特になかった。

後半戦

気が向いたら書きます。

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