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残り物にフク

こちら福岡。夏場の穏やかすぎる海にも先日台風が訪れた。心の師匠(まだお会いしたことはないが、自分の中で勝手に心の師匠と思っている)の記事でも波が上がって久々に楽しまれた様子がうかがえた。

そんな時、自分は…待っていた…これだけNO SURF が続いていたのに、台風で急に波が上がればサーファーが一気に海に入るだろう…大勢の中で自分は何もできない(泣)。翌朝も我慢…そして午後、恐る恐るポイント視察。

雨ザーザーだし、ニワカさんはいないようだ…それにしてもまだサーファーの数は多かったが、小さくてカタチのいい波がまだ残っていた。残り物にフクがあるということで、久しぶりにサーフィンを楽しむことができた。

いや〜小さくて押してくれる波って最高✨

5本ほど乗った頃、ビリビリっと…クラゲを顔に喰らってしまった。手脚を刺されるのは日常茶飯だが、顔に喰らうとこんなにも痛いもんか(泣)

その後も波乗りを満喫し、上がって着替える頃から顔のクラゲクラッシュが痛くてたまらない。痛いのはくらった時からだが、海から上がった途端に着替えもままならない程の激しい痛み。

サーフィンの楽しさが痛みを消していたらしく、めでたく近所の病院へ駆け込んだ。

「あのー、クラゲに顔にを刺されまして、診てください。」

『刺されたのはいつですか?』

「さっきです。15時頃です。」

『今日ですか?…雨ですけど、海ですか?』

「あ、は〜い…雨ですよね…」

『あれま、腕も何ヵ所か刺されてますね』

「あ、腕はいつもの事なんで大丈夫です」

『顔だけでいいんですか?』

「はい、顔だけ診てください。」

クラゲクラッシュの腕はミミズ腫れながら、診てもらう必要はない、いつものことだから。という理屈なのだが、もしかしたら診察代をケチってると誤解されたかもしれない。そう思うとちょっと恥ずかしい。

残り物のフクのような、台風後の名残り波は本当に最高だったが、クラゲクラッシュをくらって、大雨の中びしょ濡れで顔を腫らせたオヤジが病院のお世話になるオマケまでついてきたので、新たなネタが出来てよかったということにしたい。

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