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君と出会えてよかった

本当に好きな人と付き合うと、まるで私たちが映画のストーリーに入ったかのように周りがどうでもよくなって、主人公になった気分になる。ということを実感した。

コロナ禍の海のごみ拾いも、実はあまり好きでもない動物園や水族館でも君となら楽しめた。東北をドライブして回ったね。私の人生はこれでハッピーエンドを迎えられるんじゃないかと思うほど盲目的な恋をしていた。私は君のいない未来なんて想像できなかったよ。

君も同じ気持ちだったかな。

でも、いつからか私たちは違う未来を夢見るようになって、最後には「俺には違う幸せな未来がある」と言わせてしまうほど、君を追い込んでしまっていたんだね。

君と別れて約1年が経ち、君は他の人と幸せな日々を過ごしているけど、私はまだ君を忘れられないよ。君と過ごした綺麗で、補正のかかった思い出をどうしても忘れることができないよ。

でも、そんな日々ともおさらばしようと思う。

恋愛は過程であって、人生の目的ではないから、この思い出と反省を抱えてもっと自分磨いて、君が後悔するくらい素敵な人になるからね。

これは私の映画の感動するワンシーンにすぎない。

君はきっと深く考えていないんだろうね。そういうところが好きでもあり、嫌いでもあったよ。

今はまだ辛いけど、いずれ笑ってこの過去を話せるようになるからね。

ちなみに私は上書き保存はしません、ちゃんとフォルダーに入れてしまっておくよ。

ありがとう。私にもっと良い人と出会える機会と資格を与えてくれて。思い出や学びを与えてくれて。

恋愛で悩める女子、何といわれても、本気で恋をしていた私たちは本当に綺麗だよ。自信もって一緒に強く生きようね。

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