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すがやみつる、反AIに焼かれる

 2024年5月1日、「ゲームセンターあらし」等で著名なマンガ家の「すがやみつる」氏が、フォロワーとのやり取りの中で、AIで生成した「ゲームセンターで遊ぶ少女」のイラストをポストしたところ、そこに反AIが群がり、焼かれる。

https://x.com/laughingman2419/status/1786999288771510719

 先月から、プロのクリエイターが素人の反AIに焼かれる事例が急増しており、3月18日のゴールデンボンバー、3月26日の宮島礼吏氏、3月27日の里中満智子氏、3月31日の面倒くさい/찮아-fevercell氏、4月4日の森川ジョージ氏に次いで、おそらく6人目。

 反AIはいつも通り「物を知らない老人に説教してやろう」という気分で火をつけに行ったが、すがやみつる氏は50年以上プロとしてマンガ家をやってきたうえ、デジタルペイントの歴史・ITの歴史・生成AIの歴史に関し、並の反AIより遥かに詳しかったので、「釈迦に説法」を地で行く様相となった。

ロクに調べもせず「ご存知ないのかもしれませんが」で殴りに行って即死

 反AIは「全てのクリエイターは必ずAIを拒絶するはず」という前提で行動しているため、実際に拒絶しない人間が目の前に現れると、「お前のような者はクリエイターではない」として切り離すしかなくなっている。それが「反AIによる既存クリエイターへの誹謗中傷・脅迫・リンチ」という結果に繋がっている。

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