▽R05-08-19 ポイ活！サンシャイン
▽暑い！！！！
暑すぎる！！！！
▽お散歩したくなってきたな……。正気か？
▽気温は35℃。こんな日はひねもすクーラーの効いた部屋に籠ってた方がいいに決まっているのだが、厄介なことにぼくはぼくの中の散歩の悪魔を未だ飼い慣らせていない。日焼け止めを塗り塗りしつつ、気の赴くままに都心方面の電車に乗る。
適当に後楽園周辺で降り、灼熱の日射を浴びながら旧岩崎邸庭園に行ったりした。暑い……。こんなことしなければよかった。
溺れそうなほど汗をかきつつも、そのままの流れで上野恩賜公園。
不忍池の蓮の花はほとんど終わっていて、蓮コラの天然素材たちが爛々と日光浴を楽しんでいた。
蓮コラ、初めて食らったときはかなり引きずったな。まだ覚えてる。高校生の頃だ。たしかニュー速VIPだったかのスレで、外国人女性の胸部に蓮コラを施した画像に引っかかり（蓮コラは大きく表示しない限り普通の人体の画像に見えるため、小さいサムネイルからでは判別できない）、以来１週間くらいは、ふと思い返すたびに全身を掻き毟りたくなる気持ち悪さに襲われていた。
今でも相変わらず蓮コラは苦手だが、「それっぽいと分かった瞬間に目を逸らして画像を閉じる」という対処で何とかしている。蓮コラ、「気持ち悪いのに何故か目を引かれてしまう」という金曜夜の駅のホームのゲロみたいな性質を持ってるのがタチ悪いんだよな。だからさっさと目を逸らすのにもちょっと訓練が要る。むしろ最初にアレを食らったおかげで、蓮コラ以外の集合体はわりと大丈夫になったかもしれない。
みんなは5chなんていう危ない場所に近づかないようにしようね。
▽あまりに暑かったので涼しそうな建物に逃げ込む。ちょうど上野の森美術館で「日本の自然を描く展」なるものをやっていたので鑑賞してきた。
絵ってすごいな。ただ写実的に風景を写しとっただけでは絶対に零れ落ちてしまう「風景のニュアンス」みたいなのを、静止画の中で間違いなく表現している。
それはどう考えても技術の賜物なんだろうけど、あまりに卓越したものは「それって技術じゃどうしようもなくないか？」とすら思ってしまう。
なんというか、エントロピー的に不可逆なことをやっちゃってない？みたいな。完成されたその絵からニュアンスを読み取ることはできるけど、「このニュアンスを表すには、こうやって絵を描けばいいのか」と逆順で組み立てることが人の手に可能だとはどうしても思えない。そんな所業を成し遂げて、結果その絵を産み出すことができた人間が存在することに、恐怖にも近い信じられなさを感じてしまう。
数ある他の才能にも同じようなことは感じるけど、やっぱり画才ほど強いインパクトを受けるものはあんまり無いかもな。
ふらっと美術館に寄ったのはひょっとすると初めてだったかもしれないけど、これは結構いい。またそのうちどっか行こう。
▽スマホの充電が減りやすくなってきたので、ヨドバシカメラでモバイルバッテリーを買った。
ポイントカードを出したあとクレカで決済しようと思ったら、「カード払いだとポイント還元率が8%に下がってしまいます。アプリで会員登録していただいたら10%にできますが、いかがですか？」と言われた。
その時レジには誰も並んでなかったし、いい機会だと思ってアプリの登録を進めることに。
そのままの流れで、今まで物理カードに貯めていたポイントとアプリの会員情報を連携させる手続に入ったのだが、これに時間がかかるかかる。死ぬほどかかる。アプリとブラウザを行ったり来たりして個人情報打ち込んだり、なんか一回エラーが出て登録情報の確認のために役所みたいな申請用紙を書かされたり。
たかだか数百円分のポイント付けるためだけに正味20分くらいかかってしまった。くそ〜。
ポイ活の是非、ポイ活をやらないことの是非みたいな話がインターネットで定期的に話題になるが、やはりポイントにまつわるこの辺の面倒臭さが、ぼくのような怠惰人間をポイ活から遠ざけている気がする。
最初の「還元率低いですけど大丈夫ですか？」の問いの時点で「はい、大丈夫です」ときっぱり返していれば、このタイムロスは無かったのだ。ぼくとて普段はそうしてるんだけども、やはり家電量販店は一口の買い物がデカいし還元率も高めなので、無視するには「損」感が大きすぎる。
「おトク」で人を動かすのがポイントカードのはずなのに、「損」で人を縛りつけるのってどうなんですか！？！？！？ ねぇ！？！？！？！？
▽んなこと言ったってしょうがないんですけどね。損と得は下り坂と上り坂の関係と一緒で、視点の切り替えでしかないから。くそ〜。
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