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【映画】I feel pretty

アイフィールプリティ

一言でいうと、元気の出る映画だった。

口コミ欄を見ると

実際に可愛くなると思ったのに
見た目が変わるわけでもなく
そのままだったのが‥
やりとりが自意識過剰で
疲れる、笑えなかった

などあって驚いた。  
むしろ、そこが
この映画の醍醐味だと私は思う。

見た目は変わらない

外見が醜いとされる女性が
成功していく話は多く存在する。

実際に努力によって
美しいとされる見た目になり、
成功を手に入れる話。
持ち前の根気強さで
周りに認められる話。

多くは、
他者と自分の関わりの中での話だ。

けれど
アイフィールプリティは

自分から自分に対する想いの変化

が大きく影響している。

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努力によって美しさを手に入れるのは
結局は他者からの評価の中で生きている。

持ち前の根気強さで成功を手に入れるのも
他者から認められることで
成功をしていくのだ。
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レネー(主人公)の容姿はちっとも変わっていない。
けれども、
レネーが自分に自信をもったことで
発する言葉や、行動が変化し、
それが成功へと繋がっていく。


(映画上、レネーから見えるレネーの姿は
美しくなっているようなので、
本人の中では変化があったのかもしれない。)

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見た目じゃなく中身だ。

という言葉はよく聞くが、
中身だって、人それぞれ
合う合わないはあるし
好みもある。

他者軸である以上
中身だろうと外見だろうと
周囲の意見に左右されて
生きるのは辛いのだ。

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自分で自分を肯定することが
こんなにも本人から見える世界を変え、
他者との関わりも変えていくのかと
感心した。

自分に自信が持てないとき、
他者からの評価が気になるとき、
ぜひまた見たいと思えた映画でした。

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