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「AIDA」を埋めるという感覚

お茶の水女子大学の名誉教授であられた外山滋比古さんに対するイメージは「発想が柔軟で表現がユニーク」「やわらかい物言いで核心をズバッと突く」といったところです。著書を数冊拝読しての何となくのものなんですけど。。

「記憶力よりも忘却力を鍛えろ!」
「美味しいカクテルを作ろうとするのではなく不味くても自分で酒を醸造することが大事!」
「わからないことは放っておけ!」
一瞬、奇をてらっているのかな?とわせられるのですが、言葉を噛みしめてみるとストンと腑におちてくるんですよね。

「専門化が進んで諸々が点在している。だから、これからは、その隙間をつなぐ人が重宝されるようになるんじゃないかな。」
ちょうど松岡正剛さんの「知の編集術」にハマっているさなか、外山滋比古さんの「新エディターシップ」にも出会いました。

「隙間とズレ」は至るところに生息しています。それでいて、あまり良い結果をもたらしてくれません。「隙間とズレ」つまり「AIDA」を埋めてくれる。その存在はすごく有難いように思います。


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