本『一◯三歳になって分かったこと』 篠田桃紅

衣は少女の頃から変わらず着物です。
着物の好みも若いときから一貫しているので何十年来同じものを着ています。
アメリカで暮らしている時も着物と草履でした。

食はごく普通の三度の食事とおやつを毎日のように食べて

住は半世紀以上前から同じ場所に一人で住み
一種唯我独尊で環境や流行などにとらわれたことはなく人の目がどうであろうと関係なくやって来たように思います。

自由と言うのはどういう物かと考えると今の私かもしれません
何かへの責任や義理はなくただ気楽に生きているそんな感じがします。
この年になりますと誰とも対立することはありませんし誰も私とは対立したくない　
今の私は自分の意に沿わないことはしないようにしています。
無理はしません。
私は自らに由って生きていると実感しています。
自らに由れば人生は最後まで自分の物にできる。

Audible 朗読 by 乃神　亜衣子

投稿者:ウインカー 日付 : 2021/02/25

★★★★☆

朗読の人の声も良くて、久しぶりにおばあちゃんと話した感じがしてなんか癒された。

特に刺さる言葉はないけど

プレゼンテーション能力！！

とか

人を引き付ける！！

とか

そういうのとは真逆の感じの自然体で品があってカッコいいおばあさんの話が聞けます。