見出し画像

飛行機の遅れと移民局手続の遅れで飛行機乗り遅れる。

カナダ移住当日の2016年7月18当時

前回に続いて空港での出来事です。

ウィニペグ行き12:45の飛行機を、上海での出発1時間遅れと移民局での1時間以上の手続きで乗り遅れが確定してからというもの、開き直ることにしました。

もう、ガムを噛みながらや隣のスタッフと談笑しながらビザ手続きをかったるそうにしている移民局のスタッフに期待することは何もありません。

ようやくカウンターに呼ばれて説明を受けることになりました。

「あなたには学生ビザ。そして、奥さんにはほら、就労ビザが出ているよ。娘さんもこれで幼稚園に通えるから安心して」

まさか妻のオープンワークパーミット(就労ビザ)獲得です!

さっきまで作業が遅いように感じたそのスタッフはなんと、妻の就労ビザ獲得の手続きをしてくれていたのですから、ありがたいことです。

イライラしてスタッフに当たってしまった自分が恥ずかしい。

でも、その後受け入れて開き直れたのがまだよかったです。

ウィニペグ行きの飛行機を一本乗り遅れくらいこの【就労ビザ獲得】の嬉しさで帳消しに感じたものでした。

移民局(←もちろん空港内です。バゲージクレームのすぐ近く)を出るとキャッシャー(支払所)が移民局を出たすぐ左(裏か?)にあるので、妻の分の就労ビザ取得の費用(255ドル)をすぐその場で払わなければなりません。

妻とニコニコしながら国内線ターミナルに荷物を押して、搭乗ゲートに行ったのですが、期待していた出発の遅れはなく、なんと次の便は夜の7時過ぎ、ウィニペグには時差の関係で【23時41分】に着く予定になっていました。

「出発までの6時間、バンクーバーで何をしていようか」

「宿泊するところに遅くなると連絡しておこう」

「あ!レンタカー会社にも伝えておかなければ」

先ほどまでのニコニコから急転直下、もしかしたらウィニペグ空港までで宿に着かないのではないかという不安に駆られたのです。

すぐに空港の無料Wifiをログインするだけで手に入れ、宿泊所のゲートを夜中でも開けておてほしい旨をメールし、メールアドレスのないレンタカー会社には夜12時を過ぎるけど車を使わせてくれと慣れない英語で電話しました。

ちなみに、私たち夫婦はiPhone5を使っていたのでシムフリー化されておらず、海外では使えません。

iPadがなかったらもっと苦労したことでしょう。

カナダ最大のチェーン店『ティムホートン』に入ってあまり美味しくないハンバーガーなどで夕飯を済ませ、ようやく搭乗時間になってウェストジェットゲートに行ってみるとなんと30分遅れで出発するとのこと。

ウィニペグに着いて、荷物をピックアップしてレンタカー会社のカウンターに着くのは24時30分過ぎになる計算です。

ああ、どうしよう。

ジェットコースターはまだ終わりません。

最後まで試練が待っていました。

つづく

※この記事が気に入りましたら、投げ銭をお願いいたします。本家のブログカナダ移民・マニトバ移住の総合サポートサービス」の方にも遊びにいらしてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?