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海外移住準備は結婚式準備時の心理に似ていると思う。

移住まであと一か月ちょっとの2016年6月14日

もう9年近く前になりますが、妻と結婚するにあたって、披露宴会場を中心とした準備を自分たちでやっていました。ウェディングプランナーなどのプロに任せてしまえば楽なのはわかっているのですが、お金を抑え、最大限の効果を出すことができるのではないかと頑張りたかったのです。

ゼクシーなどの結婚情報誌を読んでは会場探しをし、貸し切りできるお店もターゲットにしたため、駅前をただ二人で探してとぼとぼと歩くなんて日もありました。

日にちだけが近づいてきて、会場が決まっていないため、お互いがイライラ、ギスギスしてくるのでした。

「なんで新郎新婦のテーブルに置く花束が10万円もするんだ!」

「どうして、招待状を送るのを外注しなければならないの?」

二人は結婚式という慣例やしがらみに嫌気が差してきて、
「面倒くさいから『結婚披露宴』なんてやめちゃおうか」
という言葉が出てくる過渡期があったものです。

考え尽くし、行き尽くして、もうダメかもと思った時に、どこからともなく最良のプランが舞い降りてきたのでした。

あれは、舞い降りてきたとしか言いようがないほど、今までの苦労を無にし、プラスにするプランだったのです。

地元の花屋にお願いしたら1万円で花を作ってくれ、自分たちで一通ずつその人のために書いた招待状を送ったらとても好評をいただき、披露宴会場は結婚式場間のバス移動は無料ですし、ビュッフェで席替え自由というアットホームパーティにできたのです。

お陰さまで大成功に終わり、結婚費用をだいぶ節約できたと思います。その分、当日は少々大変でしたが…。

結婚式というお日柄の良い日が決まっていて、その準備にあたって「やめちゃおうか」というほど危機に陥ることがあったものの、最後は笑い話になる。

これが私たち家族の共通認識というか、強みになっています。

今も、ビザの申請がうまくいっておらず、お金ばかりかかるように感じ、大丈夫だろうかと不安になっています。

「やめちゃおうか」と思う時期を超えた先にあるものを信じて、いや、信じられるからこそ頑張り、考え尽くし、やり尽した時にまた新たなプランが舞い降りてくることを信じて行きたいと思います。

それでは、また。

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