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海外移住に必要な第一歩とは?

"はじめに"でも書きましたが、永住権獲得とはその国と結婚する心理や手続きに似ているように思います。

前提となるのが、「相手(=その国)を好きになりたい」ということ、そして、「その国から受け入れられたい」という心理が、恋愛時の不安や希望、感情などに似ています。さらに、契約という結婚システムはそのままビザ手続きや永住権獲得という流れに似ているのではないかと思うのです。

結婚には「もっと幸せになりたい、なれるかもしれない」という希望や可能性が含まれています。永住権取得にも「もっと居心地の良い世界があるかもしれない」という希望や可能性が含まれていて、同時に手続きや儀式的なものが面倒くさいものです。

あなたは結婚に対してどのような印象を持たれていますか?

結婚は人生の墓場だと思っている人にいくら結婚の良さを話したところで伝わらないように、永住権を取ることの良さを理解できない人は少なくありません。自分は良いと思っていても家族から反対されることもあることでしょう。

実際、海外移住は時間やお金がかかるし、相手(国)から受け入れられない場合もあるし、自分が冷めちゃう場合もありえます。あんなに結婚を望んだのに幸せになれない人がいるように、あれほど永住権を望んで獲得したのに幸せになれない人もいるのです。

でも、もっと幸せになりたい、もっと居心地よく過ごしたいと思って次のステップとなる結婚や海外移住を考え始めてしまう人は少なくないのではないでしょうか?

確かに好き嫌いや向き不向き、その時の環境やタイミングの良し悪しが影響してお別れしてしまうことがあるかもしれません。結婚も永住権もゴールではありませんから、たった一度のお別れで「結婚は私に向いていない」とか「あの国は……」など割り切ってしまうのはもったいないことです。

あなたは今、海外移住への炎がどれくらい心に灯っていますでしょうか?

行ってみたい国や地域に出合ってしまった、もしくは出合えそうな予感がしている状態ですか?

周りの人は応援していますでしょうか?心配していますでしょうか?

本人は恋愛の真っ只中、熱を上げているようなものですので、周りが心配することはある程度しょうがないことですが、心に炎が灯ってしまっているのですから、外野から批判やあげ足をとって幸せの芽を摘まれるような筋合いはありません。

私は日本に出る前に、
「日本から逃げるんだね。私たちを見放すんだ」
「せっかく築いてきたものを無駄にするのか」
など色々言われましたが、逃げたり、携わらなくなったりするのではなくて、範囲を広げる、他にも築いてみるという視点を持ち、実際に海外移住してみたら日本とカナダ両方の良いところを感じられ、カナダで永住権が取れて新たな人生が始まり、本当に良かったと思っています。

何を言われても、今あなたが始めている準備や心構えは決して無駄にはなりません。例え、相手がろくでもない相手(国)だったとしても、誰にでもやり直しができますし、幸せになることを諦める理由にはなりません。

残りの人生「日本がこうだから」とか「ああしておけばよかった」など責任転嫁や後悔で過ごすよりも、どんな状況になろうとも自分の居心地の良さを追求し、自分の成長に合わせて行動していく……。

準備している段階で行けなくなることはあるかもしれませんが、挑戦することにすでに意味があるし「本当に行くかどうかわからないからあまり準備していなかった」ということになると絶好のチャンスを逃す可能性が高くなります。

海外移住の第一歩とは『まず行くと決断し、それに沿った行動に移していくこと」から始まるのだと思うのです。

次の記事では、どのように行動に移していくかの実例を書いてみたいと思います。

それでは、また。

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