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健康のため、というか(2022/4/6)



このうさぎ、かわいい。

しかし今の運動量で運動不足と言われたら、何をすれば(笑)。


僕はデフォルト(生まれつき)に設計ミスが多い体なので、食事内容や量に気を付け、添加物や化学物質をできる限り避け、

そして、激しい運動はしてはならないのだと言われてきました。

ところが20代前半で骨髄難病が発覚し、運動が『禁止』から『厳禁』になったとき、逆に強く思ったんですね。

やりたいこともやらないで、命を細々と燃やすためだけに生きるなんて、そこに生きている意味はあるのだろうか。


物心ついた頃から、なぜか自分は刀に縁があると信じていました。
(男の子の多くは一度は剣への興味を通るものだったけど)

どうせならやりたいことをやって死のう。
そこに絶対に悔いは遺らない。

刀握って死んでやろう。

病死じゃ格好つかないが(つ▽T)


26のとき、古流剣術の道場の門を叩きました。

最初は悲惨なもので、帯刀して5分と立っていられないんですよ(T▽T)吐
姿勢も悪く、周りがどんどん形に進む中、一人で歩く練習から始めました。

そんな超低レベルな話から入り、それでもコツコツと歩を進めてきた結果。
当時と今とでは、体が基礎的な部分から全面的に変わりました。

心拍
呼吸
反射

そんな無意識の領域から完全に別人なのです。

ひいては西洋医学では術のなかった僕の疾病が、稽古を通して己の体を把握し、変革を起こすにつれ、理由ははっきりせずとも、じわじわと上向きに回復しました。

続けてきたのが武道という

「自身の体の使い方を体系化し、自己制御していく」

という側面の強い分野だったのが、結果として良い方向に大きく舵を切ったのだと思います。

僕にとっての剣とは、生きる上での自身の中心軸であり、
また、この体を最低限維持し続けるためのリハビリであるとも感じています。

だから休んだりするわけにはいかんのよ(笑)。


医者には言われましたけどね。

「禁止しなくても、その体調で動こうとする人は普通いないんですけど( ̄▽ ̄;)」


あはははは、俺バカでよかった(T▽T)w




《BGM》
The Beatles/Glass Onion



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