龍の棲み家①《床材》(2022/9/25)
※当ブログのカナヘビに関する記事は、あくまでも個人の試行錯誤を記録するもの、初心者が自分のために書き残しているものであり、確立している(おすすめできる)飼育マニュアルではありません。
しかも『自分で考える』という部分がおもしろくて仕方ない性分のため(厄介)、調べるとしてもカナヘビの生態くらいにとどめ、既出の飼育方法などはあまりネットで情報収集せずに進めております。
えーと、一言で言えば
「あんまり参考にはならないよ(T▽T)w」。
ということで、どうぞご承知置きくださいませ。
60㎝カナヘビ水槽、全体レイアウトはこんな感じになりました。
さて、まず悩んだのは床材の選択でした。
カナヘビは湿度が足りないと脱皮不全を起こすとはよく聞くところなんですが、野生のカナヘビってそこまでじめじめした環境に常にいる印象はなく、むしろ地表でもどちらかといえば乾燥したところで会うような…。
と、考えに考えた末…
ハーフ&ハーフにしてみた(笑)。
左半分→湿地エリア(床材/土と苔)
右半分→乾燥エリア(床材/バークチップ)
です。
湿度は苔を植え付けた左奥が80%、そこから徐々に下がっていって、一番乾燥している右側のバスキングスポットで40%くらい。
冬場、暖房を付けたらまた変わるでしょうから、これは9月中旬時点の数字ですね。
我が家のちび龍たちをここまで見ている限りでは、1日の大半は乾燥エリアで過ごしていて、日光浴であたたまりすぎると湿地エリアで腹這いになって体を冷やしたり、脱皮中の個体は苔の中にもぐりに行く頻度を増やしたりして自分で調節しているようです。
自然下でも必要に応じて場所を移動するのだろうし、これで彼らの行動をしばらく観察してみることにします。
入れてみて結果的によかったのが、乾燥エリアに敷いた細かめのバークチップ。
なぜバークチップを選んだのかといえば、もともとは水槽の総重量を少しでも軽くするためでした。
紫外線はできる限り本物の太陽から浴びさせてやりたいので、ということは、この60㎝のガラス水槽を毎日のようにベランダに出し入れすることになるのです。
バークチップなら軽いし、保水させるわけでもないし…という理由でのお試しのこれ、だったのですが。
それが、彼らにとってはたまたま落ち葉?の代わりになったみたい。
はじめてここに降ろしたとき、みんなの生命感がぶわーっと溢れてキラキラして(うまく伝えられないw)、なにか本能的なものが満たされたときの反応があったんですね。
で、
「あ、これ嬉しいんだ」
って。
今のところ脱皮もうまくいっているので、初期設備の床材はこれで行こうと思います。
その生命感ぶわーっの逆で、ちび龍たちの生命感がしょぼしょぼと揺らいできたら、見逃さずさっさと方向転換するつもりです。
と、一応今回は
《床材について》
でした。
シリーズ化、するかな?
《BGM》
Sting/Ghost Story
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