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小説【死時計シリーズ】あとがき

小説【死時計シリーズ】
ご覧いただきありがとうございます
Mirror’sミラーズ LoverSラバーズ主宰
魅羅緒みらおです。


難解なテーマなのに
ファンタジーなので
好みが分かれると思いますが
未読の方は第1話だけでも
のぞいてみて下さると嬉しいです。

創作大賞2023参加作品
【死時計シリーズ】第1部全6話

第1話 スノー・バレンタイン
第2話 桜咲く園薫る
第3話 カルシウムと僕
第4話 夏の夜空に月雫
第5話 10月の雨は終わらない
第6話 エピソード・ゼロ


【死時計シリーズ】は
実は朗読配信が始まりです。
【SHOWROOM】というアプリで
声優くんと組んで5作品
月1回の新作を発表していました。

「夏の夜空に月雫」は
ライブハウスの朗読ライブ用に
書き下ろしました。

声優くんの諸事情で継続困難となりましたが
リスナー様から有難い事に続編希望のお声をいただき
リクエストの多かった
『死時計管理委員会』誕生の物語
新作「エピソード・ゼロ」を
別の方と朗読ライブしました。

2022年には『紫雲巡章』というタイトルで
隔月、主催ライブを行い
今回小説で発表させていただいた6作品を
朗読ライブでご披露しました。
ラジオ配信の脚本を見直し
再稿しています。

この、朗読劇として書いた脚本を
小説に起こしたのが今回の作品です。

残念ながら
脚本も小説も
感性で書いているので
技術的に評価できるかは謎です。
物語を考えるのが好きで
創っている作品だと思います。
そこはご勘弁ください。


作中の登場人物の名前が私のシンガーとしての
アーティスト名と同じになったのは
初期の段階で自分が出演するのでそのまま使ってしまったという実に安易な理由になります。
この主人公の人間時代の名前も
カラオケアプリで使っているハンドルネームです。
この名前を使ったのは
これまた別の音声系のアプリで
姉、弟、妹の3人兄弟設定で声投稿したことがあり
兄弟の名前と設定をそのまま間借りしました。

多分、作り手あるあるだと思うのですが
書き始めた当初はこんなに長いお付き合いになる作品だとは思いもせず、ノリと勢いと半分冗談みたいにアーティスト名を使ってしまったんです。
名称が物語の設定に深く入り込んでしまっているので、今の所、変更の予定はありません。

物語の背景となっている
『生時計』『死時計』という考え方は
私の死生観によるものです。

脊椎の病気をしていて二十歳まで生きられないと宣告されておりました。
幸運な事に手術方法が画期的に進化した時期に手術を受ける事ができ、二十歳などとうに越えて生きながらえさせていただいております。

三途の川も多分ほとりまで行きました。
この時、誰かが呼ぶ声がして戻ってきたのですが、後から祖母だったと感じました。
私の家族は霊感家族で、すぐ下の妹は特に強いですし
祖母、母は夢の中で意図せず交信してました。
(信じるか信じないかはご自由に)
あ、私は全然ないんですけど親戚筋にも霊感強い方が多くて
年末年始や何かで集まると普通にそういう話が飛び交っています。
父の家系のご先祖に巫女さんがおられるようです。

人が窮地に立ったとき見るという走馬灯そうまとう
危機に瀕した脳が助かる方法がないかと
脳内の情報を高速で読み出している状態だと聞きます。

看護師という仕事を通して
命の終焉の瞬間に数多く立ち会いました。
同じような年齢、病気、事故でも
長く生きる方とそうでない方がいらっしゃる。
この差はなんなんだろう?
走馬灯で何かを探し当てた?
私みたいに誰かに呼ばれて戻ってきた?
それとも
それ以外の何か?

職場の同僚で守護霊が見える方がおりまして
(これも信じるかどうか以下略)
人の背後には必ず1人
大抵は3人くらい守護霊がついていて
虫の知らせはこの情報網だという話です。
例えば、アルバムを整理していて
あの人元気かしら?なんて思っていたら
その人と偶然街で会った!なんて事があったならば
それはあなたの守護霊が先方さんの守護霊にそのことを伝えて
会えるように誘導した、みたいな働きをしているらしいです。
ちなみに私の後ろには6人の守護霊さんがいて
しょっちゅう入れ替わってるらしいです。
「何か新しい事始めたでしょ?」
「え、なんでわかるの?」
「だって守護霊変わってるもん」
て言われました〜。
どうもやりたい事とかがあると
それ専門の守護霊さんに入れ替わるとからしいです。
必ずついているお一人はご先祖のどなたかという事です。


という感じで
いろいろ書いてしまいましたが
私の周りに集まってくる
こ〜んな情報が
『生時計』『死時計』物語の礎になった
とお伝えしたかったのでした。


ちなみに私の『死時計』は多分
背骨の手術をした15歳の時から
回っていると思われます。


ラジオ脚本で発表し
朗読ライブにならなかったお話が1作
ラジオ脚本で発表するつもりで
準備してたネタが3作あります。
機会がございましたら
また何らかの形で
【死時計シリーズ】をお届けできたらと
思っております。

長文ご覧いただき
ありがとうございました(*´-`)
素敵な『現界げんかい』ライフを
お過ごしくださいませ。


追伸:
一応ミステリー部門で応募しましたが
ファンタジー部門とどちらにしようか
本当に迷いました。
どちらが良かったんでしょうか?
(謎のまま終わる)

嗚呼
畳みかけるような滑り込みがバレる…φ(..)

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