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蓄電システムのスペックの決め方の直後に

先程、ブログに蓄電システムのスペックについて書いたところでしたが、
ラジオから流れてきた蓄電池の情報がちょっと勘違いを招きそうな内容だったのでツッコんでみることにします。

直前にブログにアップした【蓄電システムのスペックの決め方】はこちらから


ラジオから、蓄電池のPRが流れてきました。
その中で、「家庭用の蓄電池を導入すれば家庭の電力を賄えます!」
と言っておりましたが、

騙されてはいけません!!!

相手がどんな家電を使い、どんな暮らしをしているかもわからないのに、断言できるわけがないのです。

蓄電システムが電気をためて置くことができるというのは知っている人が多いのは良いのですが、問題はそれさえあれば普段の電気のほとんどを賄えると思っている人が多いということ。

当然、使っている家電も生活スタイルによって消費する電力は大きく異なります。

家庭1軒分の平均的な1日の消費電力は15〜20kWhと言われています。
私が、1DKのマンションに家族5人で住んでいたときが同じくらいでした。
オール電化の家であればその倍程度かかるのではないかと思います。

そのうえ、蓄電容量は言ってませんでしたが今主流なメーカー製品の蓄電池で、4kWh〜8kWh程度。大きくても12kWhです。

わが家は全体で約35kWhくらいの蓄電容量がありますが、それでも普通に暮らして自給率は8割程度です。
もちろん、晴れの日が続けばほぼすべての電力を自給できます。


4〜12kWhで家庭の電気が賄えます!という情報は、不可能ではありませんが日本に暮らす大多数の方は難しいでしょう。
どのくらいの電気を消費しているかもわからない状態で適したスペックを決めることはできないです。

蓄電システムの導入で大切なのは、蓄電システムを過大評価しないことと、自分たちがどのくらいの電気を使っているかを知ることです。

そして、蓄電システムを導入してからしっかり使うことが大切です。

まとめ

◯まずは自分たちがどのくらいの電力を使っているかを知る。
◯それを元に、蓄電システムのスペックを決め、導入
◯導入したらしっかり使う

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