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CBDとは?【初心者向けに優しく解説】

CBDとはどういった成分なのかを解説
近年、飲料や化粧品など様々な分野で耳にする成分であるCBD。

一度は名前ぐらい聞いたことはあるのではないでしょうか。

世界的にも注目されているCBDですが、そもそもCBDが一体どういったものかわからない人も多いかと思います。

そこで、今回はCBDについて徹底解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。

CBDとは?
CBDとは、カンナビジオール(Cannabidiol:CBD)と呼ばれる大麻成分の一種です。
大麻草の茎や種子から抽出される成分であり、日本では違法とされる陶酔作用はありません。

CBDは研究によって様々な効果があることが知られており、海外ではてんかんや睡眠障害、うつ病などの治療に用いられることもあります。

健康な人が利用しても問題なく、実際に使用するとストレス解消や睡眠改善に効果があります。

このように様々な効果があることから、医療や美容分野などで非常に注目されているのです。

CBDは合法?
日本では、大麻は大麻取締法で非常に厳しく取り締まられています。

そのため、大麻から抽出した成分であるCBDに違法性があると心配する人も多いかもしれませんが、CBDには合法です。

なぜなら、CBDは大麻の茎や種子から抽出されているためです。

大麻取締法の第一条では「大麻とは、大麻草及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品並びに大麻草の種子及びその製品を除く。」と定められています。

つまり、CBDは茎や種子から抽出されているため、そもそも大麻の定義に該当しないのです。

また、大麻の違法成分はテトラヒドロカンナビノール(Δ9-Tetrahydorocannabinol:THC)と呼ばれるもので、THCには多幸感やハイになれる陶酔作用が含まれています。

さらに最近ネット上で話題になり、3月17日から規制成分となったHHC(Hexahydrocannabinol:HHC)もTHCに比べて弱いもののハイになれると人気がありました。

THCやHHCは規制成分となるため、絶対に使用しないようにしましょう。

CBDには陶酔作用がないため、使用したり所持したりしても違法となることはありませんので、安心してください。

CBDの効果
CBDは体内にあるエンド・カンナビノイドシステム(ECS)に作用すると言われています。

人間の体内には体温や免疫などの身体の機能を調節システムであるECSが備わっており、この機能によって健康が保たれているといっても過言ではありません。

しかし、ストレスや加齢によってECSが弱ってくると、体調悪化や疾患に繋がります。

そういった時にCBDを摂取することでECSに作用し、ECSの働きを正常に戻す可能性があることが様々な研究から分かってきました。

また、CBDには抗不安作用や睡眠改善効果も研究によって徐々に明らかになっています。
実際に人間を対象にした臨床試験では、うつ病や睡眠障害がある人にCBDを摂取させると、うつ病や不眠症の症状が緩和されたという報告もあります。

健康な人がCBDを摂取してももともと体内にあるECSという機能を活発にさせるだけなので、ほとんど副作用はなくストレス解消やリラックス効果なども得られます。

どんな人にも利用できるのがCBDなのです。

CBDの副作用
世界保健機関(WHO)は2017年にCBDに関する報告を発表しており、CBDには副作用がほとんどなく、非常に高い安全性があることを伝えています。

しかし、CBDは安全性が高いからといって副作用がまったくないわけではありません。

一部の人は口の渇きや眠気などの副作用があります。
そのため、自動車の運転など繊細な作業をする場合には注意が必要です。

また、持病があって薬を服用している人は飲み合わせの問題があるので、CBDを摂取する前に医師に相談してください。

最後に
今回は、CBDについて解説しました。

CBDは安全性が高く、様々な効果が得られる合法的な成分です。

ぜひ自分自身の生活の向上のために、CBDを活用してみてください。

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