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現場百遍

この記事は株式会社オプティマインドの2022アドベントカレンダーへのエントリー記事4日目として書かれました。


刑事ドラマに出てくるようなタイトルになっていますが、これこそがオプティマインドで大事にしている考え方の一つです。

会社の行動指針として掲げている「能動アンテナ」「本質マイニング」「前のめりディシジョン」の3つの価値観を大切にしながらも、我々の提供するサービスが使われている現場をおろそかにするわけにはいきません。
あらゆる事実はそこにしかなく、学びも苦労も喜びも全ては現場につながっています。

本日は現場百遍にちなんでよく面談などで驚かれたりそれはいい活動だと褒めていただくことが多い2つ紹介したいと思います。

顧客への訪問

我々が提供しているLoogia(ルージア)はtoBのサービスであり、作っている我々も日常的に自分たちが利用するサービスではありません。
どう使われるのか、何に困っているのか、どんなことをすればもっと便利になったり喜んでもらえるのか、作り手も日々頭を悩ませている部分があります。

より解像度高く顧客を理解し、業務を理解し、現場が本当に困っていることを取り除くこと。 大きく言えば顧客のビジネスを成功させることが使命となります。
大変嬉しいことに現場への訪問に協力していただけるお客様のおかげで、Bizメンバー以外にもエンジニアやデザイナー、プロダクトオーナーが実際の作業を見学し、そこで何が起こっているのか、何が価値となるのかを学ばさせていただいています。 いつもありがとうございます。

多ければ毎月数回の訪問チャンスがあり、毎回抽選となるほどエンジニアも現場を見て理解したいと思う気持ちが強いです。

運ぶものが違えば業務も異なり、同じものでも会社が違えばまた業務が異なるため、SaaSという提供方法を考えると非常に悩ましい状況ではありますが、さまざまな現場から得た知見で日々改善を行っています。

全社一丸で現場への理解を深め、より満足していただけるサービスを作っていくためにも今後も継続していく非常に重要な活動になります。


自分たちで作ったサービスを現場目線で使う

当事者よりも当事者らしい意識を持つためにこの活動があり、実際にトラックを借りて配送計画を作り自分たちが作り出した案内に沿って車を走らせます。
(社内には運行管理者の資格を保有しているメンバーもいます)

本当に案内している道路は走りやすいのか?現実的な時間を案内しているのか?計画の通りに走り切れるのか?
内部のアルゴリズムを作っているメンバーからすれば実際にサービスとして使う機会にもなり、経路探索するメンバーからすれば案内した道路を自分で走ってどう感じたか品質はどうかという観点で見ることができ、あらゆる役割の人が自分の目線で自分事で自分の業務にフィードバックできる非常に有意義な時間となっています。

手触り感のある活動がなければ、常に想像でしかものを作れないことになってしまいます。 我々は機能を作って提供しているのではなく、顧客のビジネスを成功させる(成果を出す)ための価値を提供しています。

そのために何を知るべきか、わからないことをわかったことにするにはどうすればいいか、実際に見て触って走ってみることでより深く理解できることがたくさんあります。


さいごに

現場に行く機会がそれほど多くないエンジニアにとっても少ないチャンスで理解を深めることができ、複雑な業務ドメインの理解に役立てることができています。
普段は画面の中のものと対峙していることもあり、リアルな現場は新鮮でとても面白いです。 現実世界と理論のギャップもあります。 でもいつも答えは現場にしかありません。 見て感じた事実を元に我々は物流の現場をよりよくしていきます。



そんな我々の活動が気になったらぜひお気軽にお声がけください!難題に挑むディープな物流の世界をご紹介いたします。


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