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ベッドを新調した話。

ここ2年くらい、年末近くになると見かける「いいねの数だけ買ったものを晒す」タグを参考に、自室の家具を買い替えることが続いている。一昨年末は作業机を新調した。コロナ禍でテレワーク勤務が増え、ちゃんとした机が欲しいなと思ったのも購入への後押しになった。そして昨年末はベッド。
先代は一人暮らしの時に購入したもので、気が付けば20年選手である。減価償却も完了しましたねという代物。下に物が置けるタイプのパイプベッドで、天板部分の骨組が弱ってきたのを騙し騙し使っていたのだ。
「危ないから買い替えなよ」と言われ続けていたのに、購入を先延ばしした理由はもう一つ。それは、いつかまた実家を出ることがあるかもしれないと思い続けていたから。
一人暮らしの気ままさも、友人と住むルームシェアの楽しさも知っている。実家にいることは安心で便利という利点はあるけれど、ずっと一緒に居るのは息が詰まるなと思う時期があったから。でも、両親も高齢になり、自分の身の振り方も何となく見えてきたので、結構立派な、男手が無いと組み立てられないようなやつを買った。このベッドをもう一度解体して運び出す元気は無いし、その機会も無いと思う。

職場では、結構長く勤務していた中間管理職の人が退職することが決まった。うちの部は若手と呼ばれる人間は数えるくらいしかいない。今後どう仕事を振り分けるのか、現在いる生き字引チームが抜けた後をカバーできるだけの力量があるのか等々考えるときが来ている。

なんだか、いろんなことが変わるタイミングなんだなとヒシヒシと感じている。自分の生活を、出来る範囲のキャパを考え直さないと行けない。何も起きていないのに深く心配するのは自分の悪い癖って知ってるけれど、そんなことを考える。

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