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一進一退

毎日一進一退。
いやちょっとずつ後退か。

でも今日は良いことがありました。
うちはまだ家賃交渉はしてません。家主さんとかって裕福そうに見えるのですが、建物の維持費や税金など結構お金かかるのも知ってますし、うちは個人の家主さんも多いので、なかなか気軽にはお願いできないのです。だからこそ、政府になんとかしてほしいのですが。

ただ、そんな中、大阪ステーションシティ店(大阪駅)の家賃、ビルが休業中の分はほぼ全額『免除』になりました。

猶予じゃなく免除です。

これは凄いことです。
担当者からのメールには『私たちも飲食店の皆様と一緒に立ち向かう』とありました。JRさんも大変な状況なのに、こんな時期にこんなメールもらったらね、そりゃもう鉄仮面の僕でも涙出ました(笑)免除も嬉しかったですが、このメールにどれだけ勇気付けられたか。

あと保証協会の融資、
書類提出から10日ほどで決まりました。

世間がいう2ヶ月待ちというのは、もしかしたら新規の申し込みの方が多いのかもしれません。もともと取引があると当たり前のことですが審査は早いです。もし今まで、銀行なんて、、、と思われてた方、少額でもいいので保険だと思って、金融機関とのお付き合いをお勧めします。

ただ政策金融公庫の方は大変そうで、担当の方もかなりお疲れのようでした。毎日遅くまで稟議の資料を作られているようです。普段ならかかってこない遅い時間帯に電話があったりします。『お伝えするのは早い方がいいかと思って』と。はい、1日でも早い方が落ち着いて寝れる日が1日増えるのです。ありがたいです。

認定手続きや金融機関で時間がかかることや融資しか対策がないことに怒り狂って窓口の方に対してめちゃくちゃ態度が悪かったり、文句を言ってる方をたくさん見かけます。彼らは味方です。怒りは次の選挙にぶつけましょう。

経営をする上で大家さんも金融機関もビジネスパートナーです。選定と日頃のお付き合いの大事さを改めて実感しています。

ただ、結局、国からの援助は今のところゼロですよね。(融資はただの借金増額、マスクもまだ届いてないし)もう4月後半。インバウンドのお客さんが多い業種は1、2月から影響が出ているのに2、3ヶ月経ってまだ何も実行されたものがない、というのは、どうなんでしょうか?

そして、何より1番問題なのは、雇用調整助成金。9割補助という言葉に踊らされた人も多かったと思うのですが、ニュースでは、計画届提出は2859件だけど、支給決定はわずか2件。ただメディアの切り取り方の問題で、ただ審査中が多いだけなのかも知れませんが。。。

うちも提出しようとしていますが、なかなか手強い書類です。助成額の低さも問題でやらないよりはマシ程度ではあるのですが、そもそも認可も下りないとなれば、5月は世の中に大量の失業者が出るでしょうね。

で、私自身なのですが、実店舗の対面販売、店内飲食をやめたので、ここ最近は自分自身のストレスは激減しました。売り上げのないストレスは相変わらずですが、自分の中ではあまりウェイトは大きくなかったようです。ありがたいことに、色々ご心配のメールを頂くのですが、私もスタッフもみんな元気です。ただ店を閉めることでたくさんの、インポーターさん、生産者の方達に迷惑をかけてしまいました。後退するところまで後退してしまいましたが、ここからは少しずつですが、挽回していければと思っています。

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