見出し画像

安直なネーミングだけど中身はちゃんとしてる

ワイン名:ピッツア・ラバーズ NV ソチエタ・アグリコーラ・フォッサ・マーラ(500mL)
生産地:イタリア・フリウリ・ヴェネチア・ジューリア
タイプ:赤・ミディアムボディ
品種:メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン
購入価格(税抜):¥900
オススメ度:★★★★☆

画像1

マーケティングの観点からすると「○○専用」という商品やサービスは、様々なジャンルでヒット商品を出しているのです。例えば、「朝専用缶コーヒー」や、「お一人様専用焼肉店」など。

とはいえ、「ピッツア専用ワイン」ってのは、なんとも安直な気がして、正直あんまり期待せずに試飲しました。

ところが、ちゃんと「あ、ピッツア食べたい」となる味なのです。嫌味の無い果実味の中に、フレッシュなハーブの香りの印象。

トマトソース系のピッツアなら全般いけますが、特におすすめなのはマリナーラ。オレガノを効かせたところにピタッとはまります。

ワイン自体はしっかりできているものなので、あんまりマーケティング感に頼るよりも、わかる人がしっかり吟味して、ちゃんと伝えることができれば、こんなネーミングにする必要は無いんですよね。

でもこういうネーミングにすることで、売る側も苦労しない。デリバリーでピッツアと一緒にこのワイン届けられたら嬉しいし。ワインの敷居を低くするという観点からは、こういうワインがもっと必要なのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?