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オーガニックか否かでワインを選ぶ無駄

ワイン名:ヴィニウス オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー
生産地:フランス・ラングドック・ルーション
タイプ:赤・フルボディ
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー50%
購入価格(税抜):¥1250
オススメ度:★★★★☆

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つい最近まで、「オーガニックワインは美味しくない」と宣うとんでもない輩が結構いました。自然なものが美味しくない、どれだけケミカルに身体が侵されているのかと思ってしまいます。

ただ、その言い分もわからないでもなく、果実味たっぷりをイメージして飲んでみたら薄く水っぽい感じであったり、どこかネガティヴな要素の加わったような味わいのする「オーガニック」ワインも少なくはありません。

そのネガティヴな要素こそがオーガニックの良さだ、と訴える層も一定数いますが、それもまた違うんじゃないかと思うのです。もう、オーガニックだから美味しいとか美味しくないとかいう議論こそがナンセンスだと思うのです。

オーガニックを起点として考えるのではなく、ワインそれ自体を起点として考える必要があると私は考えます。美味しいと感じたワインがたまたまオーガニックだった、それくらいのスタンスが大切なのではと思うのです。

「オーガニック」を謳うワインは相対的に高価になる傾向にありますが、このワインはその中では突出した存在。こういったワインを飲んでオーガニックに関する無駄な議論は避け、楽しく飲みたいものです。

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