身近な哲学

快楽主義とは何か?

●やる。→快楽が生じる。
●さらにやる。→耐性が付き、快楽が小さくなる。
●さらにやりまくる。→耐性も強くなり、思うように快楽が得られず、苦しくなる。
(この流れをⒶとする。)

俺は快楽主義という言葉を知った時、Ⓐだと思った。しかし、たまに哲学の本を読んでいると度々、快楽主義やエピクロスという人が出てくる。そして、快楽主義がⒶではないと初めて知った時は驚いた。

エピクロスはこんな考えだったらしい。

快楽こそが善であり、人生の目的である。しかし、ある行為によって生じる快楽に比して、その後に生じる不快が大きくなる場合には、その行為は選択すべきではない。

ちなみに、Ⓐを続けた先に待つのは、快楽ではなく破滅である。

哲学というと、難しそうと敬遠しがちだが、哲学の本を読んでみると、意外と身近なことが書いてあって目からウロコが落ちたりする。そして、その考えを作ったのが紀元前の人だったりする。
ん~、無知の知。

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