見出し画像

『被虐のノエル』〜王道の異能力バトルストーリーがアツい!〜【インディーゲーム紹介】

この記事は筆者がNintendo Switch『被虐のノエル』をプレイした感想について書かれています。テンポ良く進む王道の異能力バトルストーリーに引き込まれました。

【ゲームの概要】

舞台は架空の街ラプラス市。
市の記念式典のピアノ奏者を決めるコンクールに、自分が最優秀奏者に輝くと信じて疑わない名門の令嬢 “ノエル=チェルクェッティ” がいた。
このコンクールが何者かによって仕組まれた、その後の悲劇の始まりになるとは知らずに…

被虐のノエル ダウンロード版 - マイニンテンドーストア


(以下、個人の感想です。作者の意図とは異なる可能性がありますので、予めご了承ください。)

【このゲームをおすすめしたい人】

☆ 「とある」シリーズのような、異能力バトルモノが好きな方

☆ 荒削りながら個性豊かなフリーゲームの雰囲気が好きな方

☆ 長時間ゲームの時間は取れないけど、エンディングまで遊びたい方
  プレイ時間目安:7〜8時間程度


【筆者雑感その1】

本作は、ネット発のゲームクリエイター作品を配信している「ゲームマガジン」の連載作品・『被虐のノエル』を大幅リメイクしたものです。

家庭用ゲーム機への移植にあたり、演出やUI面が大幅に改善されているものの、ゲームシステムはRPGツクール製であることが随所に感じられます。
特にBGMは、RPGツクールMVのデフォルト素材がそのまま使用されているものものも多くあります。

しかし、ボスバトルやスニーキングなどのアクション要素は物語の進行を妨げない程度の難易度に抑えられており、魅力的な物語があれば、流麗なグラフィックがなくとも十分面白いゲームになり得ると感じました。


【筆者雑感その2】

基本的にゲームはゲーム機で遊びたい派なのですが、大昔にFlashゲームの『都道府県対戦』というブラウザゲームにハマったことを思い出しました。

久々に検索してアクセスしてみたところ、Adobe Flash Playerのサポート終了と共に遊べなくなっていました…

ゲームエンジンの普及により個人でのゲーム開発が容易になった昨今ですが、Flashゲームや更に古くはボードゲーム等、”遊び”の創作意欲は今も昔も変わらないのだと思います。
誰かの思い出に残る、そんなゲームをいつか自分も作れたらいいですね。


【その他ゲーム情報】

2016年に連載が開始されたとのことで、現在既に6年以上ゲームを制作されている作者のカナヲさんには尊敬の念を禁じ得ません。

現在、Final Seasonの「最終決戦編」(第12話)に突入している一方、Switch版では第7話+オリジナルストーリーが収録されています。

ブラウザ版で最新話まで物語を進めるか、演出・UI面で充実したSwith版を待ってから遊ぶか、悩ましい限りです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?