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『リトルタウンヒーロー』〜ポケモンだけじゃない! ゲームフリークの意欲作RPG〜【おすすめゲーム紹介】

この記事は筆者がNintendo Switch『リトルタウンヒーロー』をプレイした感想について書かれています。
可愛らしいキャラデザインに反してカードゲームライクなバトルシステムは歯ごたえがあり、RPGが好きな大人にこそおすすめしたい作品です。


【ゲームの概要】

ヒラメキを力に変えるRPG

リトルタウンヒーロー ダウンロード版 - マイニンテンドーストア


(以下、個人の感想です。作者の意図とは異なる可能性がありますので、予めご了承ください。)


【このゲームをおすすめしたい人】

☆ 『Hearthstone』のような、デジタルカードゲームが好きな方

☆ 『UNDERTALE』のような、音楽も魅力的なゲームを遊びたい方

☆ 比較的コンパクトにRPGを楽しみたい方

 プレイ時間目安:15〜25時間程度(エンディングまで)


【筆者雑感その1】

個人的に好きなゲームジャンルは何かと聞かれればその2つを答えるくらい、「カードゲーム」と「RPG」が大好きです。

一方で、カードゲームは対戦までの仕込み、つまり”デッキ構築”が最も楽しい時間である反面、カードプールを理解したり、各カードのコンボ・シナジーを検討したりと、モチベーションが高ければ高いほど時間が掛かってしまう作業ではあります。
またRPGにおいても、育成要素が1つの楽しみであるものの、”レベル上げ”に代表されるように、自分の好みに育てようとすればするほど、これもまた時間の掛かる作業だったりします。

本作では、
1.カードゲームをコマンドバトルの形式に落とし込む
2.戦闘をボス戦のみに絞りつつ、スキルツリーで育成を行う
ことで、このジレンマを上手く解消しています。

その分、1回の戦闘に掛かる時間が20~30分程度と長めになってはいますが、詰将棋のような感覚で次の手をじっくり考えられるので、個人的には非常に楽しめました。


【筆者雑感その2】

リトルタウンヒーローの作中音楽は、「誰も死ななくていいやさしいRPG」で有名な『UNDERTALE』の作者であるToby Fox氏が担当しています。

本作の開発元・ゲームフリークの代表作である『ポケットモンスター』シリーズにおいて、”モンスター”は守るべき仲間であり倒されるべき敵でもあります。
人間が直接モンスターと戦う本作がどのように物語を完結させるのか、ストーリーはポップで楽しいですが、「これって何かの比喩なのかな」と妄想しながら遊ぶとまた別の面白さがありました(あくまで個人の感想です!)。


【その他ゲーム情報】

カードゲーム×RPGの本作のほか、ソリティア×競馬の『ソリティ馬』、物理演算パズル×メトロイドヴァニアの『GIGA WRECKER』など、ゲームフリークの作品からは、新しい遊びを作ろうという気概を感じられるものが多くリリースされています。

リリース予定はかなり先になりますが、新作のアクションアドベンチャーとしてどんなゲームになるのか、今後も続報を楽しみに待ちたいと思います。

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