『大聖堂』レイモンド・カーヴァ―
『大聖堂』はアメリカの短編作家レイモンド・カーヴァ―の代表作です。
僕個人的にも、カーヴァ―の作品の中で1番好きな1冊をあげるとするなら、やはり『大聖堂』を選びますね。
この本には12の短編小説が収録されていますが、そのなかでも表題作の『大聖堂』と『ささやかだけれど、役に立つことは』は特に好きです。すごくいい短編小説です。
他人の痛みや苦しみを理解するのは簡単ではないものの、人は努めればそれを理解することができるんじゃないのかなと思わせてくれる。僕にとってはそんな小説です。この2作を思い出すだけでも、心が温まってきます。
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