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世界をより良くするために活動している人たちがいる──読んで良かった(2022年1月19日版)

最近読んで良かったものを徒然なるままに挙げてみます。どれも大変面白かったです。著作に関わられた皆さん、そして、これらの存在に気づかせてくれた皆さん、ありがとうございます!

※記事の掲載順に意味はありません。

■ tech

◎ JavaScript ライジングスター 2021

JavaScript関連プロジェクト(The best of JavaScript, HTML and CSS)の、2021年の「GitHubスター数ランキング」。今年で6回目だそう。

2021年、最もトレンディだったプロジェクトは、Googleによる全く新しいツールです。 JavaScriptやTypeScriptでシンプルなコマンドラインスクリプトを書くことができるzxです。

(記事より)

Googleが開発、公開している「zx」は、「JavaScriptで書けるシェル」だそう。なるほど? 要するに、コマンドラインでシェルスクリプトを書きたくなるような局面で、(Web開発者にとっては手慣れていて便利な)JavaScript(やTypeScript)で記述できるようにするコマンドラインインタープリタ、ということかしら。私なら、そういうときにRubyを使うと思うけど、今どきのWeb開発者はPerlやRubyに慣れてない人も多そうなので、確かに便利なのかも。ありそうでなかったもの、みたいな。

◎ IIJデータセンターのケーブリング(堂前さんのtweet)

Full Disclosure:この記事を書いている2022年1月現在、風穴はIIJの技術広報をお手伝いする仕事をしています)

IIJのデータセンターで行われている、サーバラックのケーブリング職人芸がNHKのニュース(の1コーナー)で取り上げた話。おいそれと入れない場所なので、貴重な映像ですね。そして、見た目が美しいだけでなく、空気の流れを考慮したり、メンテナンス性を考えたりなので、本当にすごい技術。

◎ サイボウズの情シスが(独断と偏見で)選ぶオススメのIT機材、備品 10選 2021年版

Full Disclosure:この記事を書いている2022年1月現在、風穴はサイボウズの社員としてお仕事しています)

サイボウズの同僚(というか、いつもお世話になっています!)、あおてつさんの記事。4KモニタのDELL U3219Qは、私もお世話になってます。

■ Others

◎ 指導者が変われば子どもは変わる。ビジャレアルに学ぶ「人」を育てる育成術

スペインのプロサッカーチーム「ビジャレアルCF」で育成強化を担当されていた佐伯さんにインタビューした記事。

「指示を出すことで、私たちは選手たちが自分で考える機会を奪っていたんです。同様に、先に正解を教えることで、失敗する機会も奪っていた。本当に大切なのは、選手に『余白』を与えること。つまり、彼らが必要としている、時間やリズム、タイミングを与えることだと気が付きました。」

(記事より)

日本の少年スポーツ指導の現場では、今でも「指示」「指導」と称して、監督やコーチの「思い通りにさせる」ことが横行しています。かつてに比べればだいぶ減ってきたとはいえ。バレーボールでは、益子直美さんが「絶対に怒ってはいけないバレーボール大会」を主催されていますが、そう銘打っての活動が必要なほど、というのが現状です。少しずつでも確実に前に進めていきたい、本当にそう思います。


《Postscript》
コンテンツの黄金サイクル」が広がるといいな、の小さなステップとしてアウトプットを続けています。


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