いちごジャム記録2022⑨+⑩庄内産×47%+果実後入れ(最終回)
作ってからだいぶ経つのに記事にしてなかったことを思い出しました。
山形県北部では、バラづめいちごの買いどきは5月下旬から……ジャム作りはこれからが本番でございますわ〜!と気づいたものの、時すでに遅し。
冷蔵庫にもうジャムが入りません。無情。
15瓶も作ったんだからしかたないか……。まあ思う存分作ってそこそこ満足したし、次で作り納めにしましょう。
というわけで最終回です。
今回も同じ鍋を使用し、連続して2回分のいちごジャムを作り、その後混ぜて瓶詰めしてるので、一記事にまとめます。
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前回
◇
5/24に購入。
直売所で4パックバラ詰め1箱で、1000円でした。やはり5月中旬から、一気に値段が下がってきてます。来年はゴールデンウィーク明けてもしばらく我慢が必要です。もなかさんは学習できる人間。復唱!ここは北国!ジャム作りの時期は全国平均より2週間〜1ヶ月ほど待たなければいけない!
今回の内訳はこちら。(作成日2022.5.24夜仕込→5.25朝炊)
1
いちごを洗って、ヘタを取ります。
二分割にしました。
もう1回分は写真撮り忘れました。
2
砂糖を計ります。
以前、47%強で作った(第2回記事参照)のが美味しかったので、今回は何も考えずそこに合わせます。
3
放置しておくと、いちごから赤いきれいな果汁が出てきます。
今回は一晩おいて火にかけました。
4
今回は、第6回でやった方法で煮ます。
果実をいったん取り出し+糖液を煮詰めてから後入する方法ですね。砂糖があまり多くない分、ゲル化に寄与すればいいかなと思って…
(前回同様、別鍋ではジャム用びんを消毒します。詳細は省略)
糖液が110度だったかな…冷水に滴を垂らして、くらげみたいにぷわっと形が残るのでもいいです。目安の煮詰まり方になったら、イチゴを鍋に戻します。
煮詰まってきたらレモン汁を入れて、あとは忍耐。
ジャムを一滴冷水にとると、散らずにぷわっと広がって沈んだら煮上がりです。
続けてもう1回、下処理済みのイチゴを同じ方法で煮て、瓶詰めしたらできあがりです。
5
瓶に詰めて、緩めに蓋を閉めます。
煮沸消毒した鍋のお湯を少しだけ残しておいたところに入れて(瓶の高さの半分以下くらい水があればOK)、そこでまたコトコト煮ます。
完成
ジャム瓶(特大)×1 +(小)150g?×1くらい。
この特大瓶、まじでデカくて詰めても詰めてもまだ入る…ってなります。たまにスーパーに売ってる海外のジャム瓶なんですが、四角形でふたが可愛くて好きなので、ジャム瓶用にいくつか取ってあるのです。
◇
お味について。
ん〜…美味しいけど、美味しいんですけど、ちょっと油断が見える。
「以前作った47%で美味しかったので、それを参考に」と脳直で砂糖割合を決めてしまいましたが、本当にそれでよかったのか?という疑問が残ります。
以前、47%で作ったとき使用したのは、贈答用にはやや不揃いとはいえ、バラ詰めで売り出される前の、1パック400円くらいの大粒ジューシーいちごだったことを計算に入れていたのか?ということです。
5月下旬の4パック1000円バラ詰めいちごは、確かにそのまま食べても美味しいです。でもやっぱり味の濃さとか、甘味とか、酸味がだいぶ違っていたはずなんですよ。
だから、甘さ控えめにしては甘すぎるし、がっつり糖度高めジャムにしては遠慮しすぎという、どことなく中途半端さを感じる味になってしまったのではないでしょうか。反省です。これは反省点ですよ!!
ジャムに入れる砂糖の量は、果物の味を見てから決める!
基本方針に立ち返らなければなあ、と改めて思ったのでした。
いや全然美味しいんですけど……
個人的に、焦がさず作るのが難しいとはいえ、砂糖半量以上のがっつりしたジャムの方が、蜜煮いちごみたいな食感になって好きだなあと思いました。来年もチャレンジしてみたいです。
◆
おわりに・2022年のいちごジャム歴を振り返って
結論です(※完全に個人的見解なので斜め読みしてください)
いちごジャム用のいちごが出回るのは、(東北北部では)5月下旬になってから。ジャム欲に負けず、忍耐のこと。
古いちごは味も色も数段落ちる。必ず新鮮なうちに処理すること。
砂糖の量を50%以上に増やすと、美味しい。でも焦げやすくなる。
砂糖の量は、その都度、果物の味を見ながら吟味して決めること。
以上です。
今年の記録を参考に、来年もジャムづくりを楽しんでいきたいと思います! いちごジャム最高〜!!
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2023年版です
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