一人のとき

いつも見ていただいて、ありがとうございます。

春から夏は、雲海の季節ではないので、早朝の五老ヶ岳山頂は人がいません。
日の出が4時45分ぐらいなので、そんなに早く山頂に日の出を撮りに来る人も少ないので、一人撮影が多くなってます。

日の出の1時間前の空の色が美しくて、3時30分ごろから撮ってます。
週末限定の撮影なんですが、睡眠時間は3時間。
昼寝すると体調（リズム）を崩すので、ずーっと目を開けてます（時々、意識が飛んでます）
月曜日の朝は、倍以上の睡眠時間なので、めちゃめちゃ爽やかな目覚めです(^^)

最近、一つの法則に気づきました。
撮影時に一人の時は、スゴイ光景が現れます。
誰かが居る時は、普通の光景です(^^;)A

この週末は、ほぼ一人撮影だったので、土日とも取れ高が良かったです。

6月24日（土）は、こんな感じでした。

朝もやが出てましたが、雲海が出る雰囲気はなかったのです。
日が昇る直前に雲海が出る可能性が高いのですが、この日は、日が昇った後に雲海になりました。

あれよあれよと言う間に、雲が広がっていきます

西側の内陸部は完全な雲海

青い空、白い雲

空の雲が良かったなぁと思う土曜日の朝でした。

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翌日の日曜日はもっと凄かったです。

朝3時半。
山頂からの眺めがコレです。
少しでも風が吹いたら、雲に呑み込まれるので、大急ぎで三脚を立てて撮影しました。

肉眼では、暗くて空も雲海も良く見えません。
シャッター速度120秒で撮影してみると、ウヒャー！スゴイって感じです。

舞鶴火力発電所からの煙がチョロっと昇っているのがアクセントになってます。

シャッター速度が分単位なので、1枚撮るのに時間がかかります。
空の色がどんどん変化していくので、1枚として同じ色の写真が撮れません。

東の空は、濃い青、沈んだ赤、ほんのりオレンジの三色です。
この時間の青は好きです。

雲海が舞鶴湾になみなみと注がれたみたいで、外周の高い山を残して湾内の山々は雲海の下です。
少し赤くなった雲海の起伏が美しく、見とれてしまいます。

北からかすかに感じるぐらいの微風が吹き始めました。
上空の雲の流れが美しく撮れました。

風が吹くと、ここも雲海にのまれてしまいました。
雲海を通ってきた日の出前の光は、とても幻想的で美しいものです。
（機材も身体も濡れてしまいましたけど）

日の出前になると、真っ赤に焼けます。
日曜日は、特に力強く焼けてました。

真っ赤な時間を過ぎると、優しい朝焼け光景になります。
この日は、特に美しい光でした。

火力発電所の方を眺めると、煙が、ちょこっと残ってますｗ
空の雲の色と、雲海の色が対象的で絵に描いたようです。
本当に現実世界なのかと思うような光景です。

芸術的な三色の空

あまりにも綺麗なので、フイルムでも撮影しました。
最近はフイルムが高いので、こんな光景でもないと撮る機会がありません。
現像に1週間ほどかかるので、出来上がりが楽しみです。
Hasselbladを撮ってみましたが、イイ被写体になりますね(^^)

美しい世界とHasselblad

日の出間近になり、東の空が輝いてきました。
空の雲は、東から西へ帯のように繋がっています。
3週間前に撮影した雲と雰囲気がよく似ています。

3週間前に撮影した雲よりは、幅が広いですね

日の出前は、西の空を見ると、もう一度幸せになれます。
この淡く焼けた感じが素敵なんですよね

絵葉書にしたくなりました(^^)

火力発電所の煙が少し増えました
ずーっと、この煙が気になって、後で見返すと合間合間で沢山写真をとってましたｗ

日の出時間になると、山頂に撮影に来た方がいました。
すると、突然雲海がせり上がって、東側を隠してしまいました。
自然って意地悪なところありますよねｗ
ゴールドの空、グレーの雲海、白い雲海と黒い木々。
抽象画のようなアート写真が撮れたので、自然から私へのプレゼントでしょう(^^)

せり上がった雲海の上に朝日が見えました。
このパターンの写真って初めてかもしれません(^^)

徐々に雲海が晴れていきます。
朝日が、空の雲と雲海の間を黄金色に染めてます。

もうこれ、天国の写真を撮っている気分でした。
さらに鳥がさえずっているんですよ。
オレ、もしかして死んでるんじゃないかと．．．ｗ

皆さんに、天国の動画を準備しましたw
動画の最初のほうに物音が入っているのは、日の出を撮りき来た方の撤収の音です。スミマセン。

朝日が雲の中に入ると、途端に世界の色が変わります。
黄金色の世界がモノトーンの世界になりました。

またまた、火力発電所の煙ｗ
なんか、この写真は見ていて飽きない。
国旗的な感じだからなのかな(^^)

雲海に浮かぶ青葉山のシルエットが印象的でした。

とりとめなく、だらだらと書いてしまいました　m(_ _)mスミマセン

自然って、ほんとスゴイです。
近くの山、しかも車で山頂まで行ける気軽な場所ですが、現実離れした光景が見ることができるスゴイ場所です。

天空の・・・　じゃないですけど、天国に一番近い山かもしれません。

最後まで見ていただいて、ありがとうございました。