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成功写真の撮り方

写真を始めた時は、何を撮っても楽しいものです。
しばらくすると、うまく撮れないことがわかってきます。

カメラの操作、撮影の知識、撮影技術の習得は基本中のキホンです。
写真が上手な方は、それ以上のなにかを習得しています。

まずは、カメラ操作、知識、技術を習得し、失敗写真を量産しないようにしましょう。


【カメラ操作】

カメラ操作って、撮影モードはこうやって選択して、露出補正はココをこうして...と覚えるのは、撮影に行く前に済ましておきましょう。
撮影現場で取説を読み込んでいる人がいますが、目の前のシャッターチャンスを逃します。写真を撮る前から失敗してます。
最近のカメラはよくできてます。プログラムモード(P)でシャッターボタン押せば写ります。シャッターを押さなければ成功写真は撮れません。

ボタンやダイヤルの機能を覚えて、初めてカメラ操作の習得に入れます。

それぞれのボタンやダイヤルの位置を自分の手に覚えこませます。
もうこれは反復練習しかありません。
シャッターチャンスは一瞬です。私は風景写真をよく撮りますが、シャッターを切るべきタイミングがあると感じてます。
そんな時、「ボタンはどこだ」って探していたのでは、まともに撮影できません。スナップショットでは取り逃がし、ポートレートでは調子が狂ってモデルさんが不機嫌に、鉄道や飛行機は行ってしまいます。失敗写真の製造者確定です。
「こうしたい」と頭で思ったときに、勝手に手が動いているが理想です。

手が覚えていると、夜間撮影はとても有利です。

ライトをつけてボタンを見なくても操作できますし、レンズ交換時もレンズ銅鏡のスイッチの位置を手が覚えているため、合わせマークが見えなくてもできます。

カメラ操作を習得すれば、カメラは体の一部となります。
速写もできます。

【撮影の知識】

まずは、露出の概念を理解する必要があります。
シャッタースピード、絞り、ISO感度の関係性です。
シャッタースピードと絞りは映像素子もしくはフイルムに当たる光の量を調整するものです。ISO感度は「感度」とあるように、光にどれぐらい反応するかのことです。

写真はピントと露出が合っていれば、それなりになります。
誰でも知っている「逆光」という言葉。でも「逆光」で撮影するにはどうすればいいか知らないと、失敗写真になってしまいます。
書籍やネットで山のように情報が溢れてます。どれを読んでも内容は同じですが...(Neoうんちくオジサンでも書くと思います。多分...知らんけど)

あとは、疑問が出てきたときに調べればいいと思います。
体系的に勉強したいのであれば、写真学校に行きましょう。
Neoうんちくオジサンでも取り上げていきます。

これは知識ではないですが、マナーは守りましょう。
トラブルになったり、ひどいと撮影禁止になります。

【撮影技術】

これは、数を撮るしかありません。
いろいろなテクニックがありますので、一つ一つ習得するしかありません。

撮影技術は被写体によっても違います。

ポートレートは、ライティング技術が必要であったり、車や列車だと流し撮りだったり、星や夜景だったら長時間露光だったり、成功写真を撮るための技術が異なってきます。

テクニックや表現方法にもトレンドがあります。
私は、30年ほど写真にブランクがあったのですが、撮り方や表現方法が違うのにショックを受けました。ズーミングなどは昔と機材が違うので当然といえば当然なんですが...
技術は進化しますので、技術の本質を理解していないと、ついていけなくなります。

【うんちく度UP:絵画を学べ】

写真の誕生は、小屋の壁に穴をあけ、壁に投影された映像をなぞって絵にするという、ぶっ飛んだ大きさの針穴写真が始まりです。
写真の始まりは、あくまでも絵を描くための方法でした。
「カメラ・オブスクラ」は写真史に必ず登場する名機!ですw

写真はもともと絵ですから、絵の技術がベースになってます。
塩化銀やハロゲン化銀で写し撮れるようになったは19世紀。ボヤボヤの写真です。
19世紀の絵は写実主義の時代。絵は写真のように描かれ、写真は絵のような写りですから、なんか笑えますよね。

今は、写真は技術の進化より精緻になり、絵はより抽象的な表現になってます。

写真の歴史はたかだか100年余り、長い歴史を持つ絵から学べることは沢山あります。

【まとめ】

失敗写真が撮れたのは撮影者が原因です。
機材の問題ではありません。
まして、他人に原因があるのわけでもありません。

失敗写真は全て自分の責任と認め、どう良くしていくかを考えて実行する。
成功写真に一歩近づきます。(PDCAってやつね)

近道は、ピンボケと手振れをなくすこと。

<Neoうんちくオジサン>


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