Google マップで見つけた、湯沢の秘湯。
私の趣味の一つ、Googleマップを見ること。
目的地の周りに、
・どんな飲食店があって、どんな評価なのか
・どんな温泉があって、どんな評価なのか
スクロールして探すクセがある。
特にちょっとマイナーな温泉探しにはもってこいの方法だと思っている。
今回の温泉も、ランチ処を探していた時に見つけた場所…
貝掛温泉
私が惹かれたポイントは2つ。
日本秘湯を守る会であること、そして「目に効く温泉」であること。
日本三大眼温泉とのことで、これは絶対行きたいに変わったのである。
どうせ行くなら冬に…とも思ったが、初めて行く場所が雪道というのも自信がなかったので、新緑の季節にチャレンジすることにした。
*****
秘湯と言われるものの、アクセスは良好で、湯沢インターから30分。
国道17号を群馬方面に走り右側に入ったところに入口がある。
貝掛温泉の看板を右折すると、細くてクネクネした酷道を下りることになる。
そして、やってくるのが幅2mほどの長い橋、それを渡って温泉地に入る。
ちなみに貝掛温泉は、温泉郷ではないため、一軒宿になる。
ハイエースでも渡れるのだが、ほとんどの車は通れるのだが、切返しスペースも少なくためミスが許されない。
「これは、私には無理だ。怖いし、戻ろう。」
運転に自信のない私はあっさりと諦め、坂の上に数台停められる駐車スペースに車を置いてきた。
沢の音を聞きながら、キラキラした新緑を見ながら渡る橋は爽やかだった。
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この日は祝日だったので、営業は11:00〜14:00受付。
入口で1,200円を支払い温泉へと向かった。
脱衣所も広く、籠が30ほどある。
そこそこ混雑しても荷物を置くところに困らない。ちなみにドライヤーは2つある。
日本秘湯を守る会の宿にしては大きい方だ。
この日は女性は内湯に源泉があり、外には小さな熱湯の露天風呂がある。
ちなみに、その日の男性はホームページにある広い露天風呂が源泉だったそうだ。お風呂は男女入れ替えがあるので、立寄りの場合運次第となる。
貝掛温泉の泉質
ナトリウム・カルシウム塩化物温泉
弱アルカリ性低張性温泉
無色透明でほぼ無臭
源泉はぬる湯で推奨されている入浴方法は、源泉風呂に30分以上浸かり、その後仕上げに熱湯に入るそうだ。
GWだったこともあり、源泉が混雑していたので、先に露天風呂に向かった。
決して広い露天風呂ではなく景観も今ひとつだが、青空と新緑のコントラストは美しかった。
また、日本秘湯を守る会の提灯の側で入浴できるのは、秘湯好きとしては嬉しかった。
人の流れを見て、源泉に入ってみた。
熱湯からの源泉は、冷たく感じたがお湯は柔らかく気持ちよかった。
スケジュールに制限があるため源泉に入れたのは、15分くらいだった。そして、再度熱湯に入って上がった。
一度の入浴で圧倒的に目が良くなった実感はないが、新緑を見ながらボーッとしたので、少し目がスッキリした気もする。
GWなので、到着から出発まで人の流れが途切れることはなかった。ちょっと忙しない入浴となってしまったのが悔やまれた。
それでも新しい出会いとしては満足だった。
そんな私の総評
秘湯とはいえ、車でのアクセスの良さは魅力である。それゆえに、紅葉の時期も人気だそうだが、夏の平日にもう一度リベンジしたい。もう少し人の少ない日に推奨される入浴方法を試したい。
そして、木造の建物に風情に感動したのはもちろんだが、スタッフの対応も丁寧だったので、是非、冬に泊まりたいと感じた。
Googleマップで見つけた秘湯は、私の新しいレパートリーになりそうだ。
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