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循環器fellowship application②:必要書類+写真

Letter of Recommendation

推薦状はPD含む合計6人の先生に依頼しました。執筆及びアップロードに相当な時間がかかりそうなfacultyが1人いたので、そのfacultyには2月に最初の承諾を取り、6月頃に再度推薦状を依頼する連絡をすることを伝えました。その後何度も秘書さんとやり取りしてなんとか手に入れることができましたが、メールも返さないし医局で待っていても少しの会話しかできない等、かなりストレスでした。私のgut feelingに従って結局このfacultyからのLORは使用しませんでしたが(すごく強いLORではないと予想)、バックアップ含め合計で少なくとも5人位のfacultyに依頼した同期が多かったように思います。幸い他のfacultyの先生はdelayなくアップロードしてくれたので、7月上旬には全てLORがアップロードされていました。

注意点はLORのアップロードに5日程かかる点です。昨年アプライした先輩から、6月末までにLORをアップロードしないといけないという”False deadline”を提示しろとアドバイスをもらっていたので、その指示に従って本当によかったと思っています。

4枚のLORの内、1枚はPD(必須)、1枚は臨床に関するLOR、2枚は研究に関するLORと、私は研究寄りのアプリケーションとなりましたが、研究関連のLORを1枚にするなど、戦略を変えることは可能です。私はすでにfully trained interventional cardiologistなので、臨床能力をアピールする必要はないと思い、研究メインの構成にした次第です。

Personal Statement

レジデンシー用のPSとは書く内容が必然と変わるように思います。フェローシップの場合はCVから見えてこない部分に戦略的にスポットライトを当て、自分のアプリケーションの方向性を操る感じでしょうか。

例えば、私のように特定の分野での研究歴がたくさんある場合、あえてそういった研究に関して触れず、リーダーシップに焦点を当てるPS又はその研究分野と異なる点を触れるPSにするとアプリケーション全体としての方向性がずれます。もちろんこの「ずれ」の根拠となるConvincing storyがあれば特に問題ないと思います。が、Simple is Best。全ての方向性が揃うに越したことはないので、私は下記の通り素直な構成としました。

①最後まで読みたくさせるようなcatchyな一文から始まる第一段落(インタビュー中に質問されるよう、渡米理由は事細かに述べない)。
②自分がアメリカで行いたいと思っていた研究に順調に携わることができていて、私がインタベ医をやめて渡米したという判断は間違っていなかったということ、将来自分が実現したいことに繋がっているということを述べる第二段落
③その実例から学んだ自分のStrengthを強調する第三段落
④最終段階は私がfellowship programに求める点(最終目標を実現するために、fellowshipという次の舞台で私が必要としていること)及びそのプログラムになぜ自分がフィットするかで締めくくり。 

校正は必ず必要です。Good writerかどうか一瞬で分かりますので。今回は元ルームメイトに依頼したのみで校正サービスは使用しませんでした。本来、複数人の方にPSを見てもらうのがお勧めされており、私も推奨しますが、元ルームメイトの編集で十二分に感じたのと、それを編集されたくなかったので私はそのままSubmit。一部のプログラムには最終段落を少し調整したPersonalized PSを用意しましたが、私が狙うTier 1のプログラムにはほぼ効果がなかった印象を受けました。

MSPE/Transcript

レジデンシーアプリケーション時にMSPEとTranscriptを保存しておき、それを自分でアップロードするので全く問題ありません。私は出身大学に連絡して日付をアップデートしたMSPE及びTranscriptを送ってもらって自分でアップロードしました。

Photo

超大事です。ResidencyやFellowship用の写真をきちんと撮ってくれるプロに依頼することを本気でお勧めします。Residencyの時もそうしておけばよかったと後悔。。。
もちろん真顔はダメです。笑顔かProfessionalに見える表情をすることが大事です。私は60ドル程度支払ってプロに撮ってもらいました。
レジデンシーアプリケーションの時はfresh graduagte(≒未経験)に見えてもOKですが、フェローシップの場合は写真から自信を感じ取ることができるProfessional lookingな写真をアップロードすることをお勧めします。

Conclusion

結果はまだ出ていませんが、現時点で振り返ってみると最善を尽くせたのかなと思います。マッチ結果を踏まえての反省点は後日まとめて記事にしたいと思います。

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