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是非Matchしたい!循環器フェローシップ、トッププログラム一覧

循環器フェローシップは最も競争率が高い内科Subspecialtyの1つで、応募者数は1番多いです(昨年の応募者数は1620、時点はPCCMで1182)。毎年応募者数が増えているにも関わらず、一流プログラムのポジション数は変わらないので、必然と競争率は高くなります。内科レジデンシーマッチの記事でも述べたような現象が循環器フェローシップマッチにも起こっているということです。
更に、今年もVirtual interviewのため誰でも気軽にどこにでもアプライできるようになり、AMG含め幅広く申請することがトレンドとなってしまいました。このトレンド、IMGにはかなり不利です。私が狙っているレベルのプログラムへのマッチはCOVID前と比較し競争率が本当にCRAZYなことになっています。応募者数が増えてVirtual interviewが続く限り、今後も競争率は高くなっていくでしょう。

本記事ではそういう循環器内科の一流プログラムを紹介したいと思います。280個程度ある循環器フェローシッププログラムの内、どういうプログラムがReputableでResearchに強いのか、Tier 1-3で分けてみました(それぞれのTier内では順不同)。



Tier 1

Columbia, Cedars Sinai, Stanford, UCLA, UCSF, MGH, Brigham, Hopkins, UPenn, Wash U, UW, Emory, NW, Vandy, UTSW, Duke, Yale, U Michigan, Mayo, Mt Sinai, CCF

これらのプログラムは本当に優秀な人しか入れません。現実問題、Tier 1の内科プログラム出身のAMGしか入ることができないプログラムばかりです。ここに私がマッチすることができれば万々歳です!
(一方で内科プログラムが有名だからTier 1に入っているプログラムもあります。たとえばUCSFやHopkins、MGHは内科レジデンシープログラムのトップ3ですが、循環器フェローシッププログラムはそのレベルに到底なく、mediocreとよく批判されています。

Tier 2

Colorado, NYU, UChicago, UCSD, Cornell, BIDMC, UPMC, THI

Tier 1との区別がやや難しく、Tier 1に入れても良いようなプログラムもあります。こちらもほぼAMGしか入ることができないレベルです。

Tier 3

BCOM, Georgetown, OSU, Houston Methodist, Boston U, Minnesota, Henry Ford, Case Western, Utah, UVA, UF

Tier 2とは明確な差があります。これらのプログラムも一般的には良いと捉えられていると思います(が、Tier 3内でも差があります)。

ちなみにですが、上記のすべての施設で良い”臨床研修”ができるかどうかは全く別問題です。たとえばボストンにあるすべてのプログラム(もちろんハーバード含む)はボリュームが少なく、良い臨床研修ができると言われていません。どういったプログラムで良い臨床研修ができるか(十分な症例数があり、Level2を満たすトレーニングができるか)をまとめた投稿をみつけたので載せておきます。概ね賛成です。


全部で40個くらいでしょうか。私はTier 1に入ることを目標としてこれまで努力してきたので、Tier 3に入っているプログラムの中でも私がアプライしていないプログラムが入っています。Tier 1−3外のプログラムは、残念ながら私のキャリアのステップアップにはならないと判断し、例外を除いてアプライしていません。この強気の姿勢が吉と出るか凶と出るかはマッチ結果発表日に分かると思いますが、たとえ上記以外のプログラムにも応募してインタビューに呼ばれていたとしても、結局私のRanking listに入れるつもりがなかったのは事実です。

Conclusion

以前述べた通り、インタビューに呼ばれる数とマッチしてハッピーと思えるプログラムの数は大きく異なります後者の数を増やす努力をすることが成功の鍵です。どういうプログラムが名声があり、アカデミアに強いのか、の大まかな参考になるといいです。

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