Match Weekと第1希望にマッチする割合
毎年3月中旬にMatch Weekがあります。ERAS 2020では3月16日がマッチ結果の発表及びSOAPの開始、3月20日がいわゆる「Match Day」で、マッチしたプログラムの結果発表でした。
SOAPはMatch Weekの初日(月曜)にアンマッチと発表された人が参加する再マッチングシステムです。Match WeekまでにSOAPに関する案内がNRMPから何度も届くのですが、全員に届く案内であり、マッチしていないことを意味する訳ではありませんのでご安心を。
Match Dayは努力が実を結ぶ日です。私はマッチしたプログラムを見て嬉しかったというよりとても他人事のように感じました。私がいる地区はMatch Weekの半ばにlockdownとなったので、実感が湧くのに1週間程かかったのはCOVID19のせいもあると思います笑 いろんな意味で忘れられないMatch Weekとなったことは言うまでもないです。
第1希望にマッチする人の割合
マッチ率だけでなく、どのくらいの人が第1希望にマッチするか気になる人も多いと思います。去年(ERAS 2019)のデータを見ると、AMGの中で第1希望にマッチした人の割合は47.1%と報告されています。これまでで1番低い結果だったとのこと。第3希望までにマッチした割合は72.5%だったそうです。高いと思いますか?低いと思いますか?
AMGに限らず全部のapplicantを含めると、第1希望にマッチは33.1%、第3希望までにマッチは54.1%。この結果自体は歴代2番目に高かったようです。ERAS 2020に参加した人数とポジション数から考えると、多分今年も似たような結果だと思います。
(追記:下図は私が参加したERAS2020のデータで、ERAS2019と似たような感じの結果でした。上段がマッチした人のみのデータ、下段がマッチしていない人も含めたデータです。)
Conclusion
第1希望とのsuccessful matchが最高ですが、AMGでも約半分の人が第1希望にマッチしませんので、ある程度の覚悟が必要です。良いプログラムからのインタビューは少なくとも3つは確保できるよう、綿密な計画と周到な準備を行ってマッチングに臨んで頂きたいと思いますし、その過程で私の記事が参考になるようならとてもうれしいです。最近Emailをプロフィールに公開しました(the.wind.of.freedom@protonmail.com)。匿名でも構いませんしspecialtyの拘りもありません。相談や記事に関する感想はもちろんのこと、後輩の参考になるよう私のブログ経由で体験談を載せてもいいと思う方は是非メール下さい。日本というガラパゴスから抜け出した特殊な経歴をお持ちの方や並々ならぬ努力でマッチした方こそinspiringなのは間違いないです。
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