「ズレズレなるままに」久しぶりの海外で思い知ったニッポンヤバイ
ちょっといつもと違うこと書きます。
先月、久しぶりに海外旅行しまして。いや、実際は去年3月に台湾には行ってるけど、行ったことなかったのでトルコに行きました。飯も美味いし、学ぶもの、見どころも満載ですが、そんな話じゃありません。物価高の話です。
当初は知り合いのいるアメリカか女房が行ったことないドイツ…なんて考えたけど、あまりの物価高に見送ったわけです。そこでトルコ。
為替が大暴落、もちろん物価もそれなりなんだけど、まだマシって判断。
直行便じゃない格安の航空券買って、サイトで選んだホテルだって1泊1万円そこそこでアクセスもいい。さて、いざ〜!
しかしながら、こちらも久しぶりに成田空港(最近は羽田ばっかりだったから)で、まずド肝抜かれましたよ。
昔は長い出張の前なんか、空港の寿司屋でちょっとつまんで酒飲んだもんです。さて、保安検査場を早目にぐぐってみたものの、寿司屋は「刺身盛り合わせ6000円から」。まぁそんなもんか。
ところが…。
吉◯家の牛丼、味噌汁付とはいえ「1000円」にアレ?
それじゃと、うどん屋みたら「カレーウドン 1600円」「天ぷらウドン 2500円」と立て続けに見て、“空港価格”とはいえ衝撃受けました。しかも店内はインバウンドと思しき方々で結構賑わってたけど、こちら「飛行機乗ったらすぐ機内食だから」ってうそぶいて諦めました。
トルコからの帰り、やはりイスタンブール空港の中のバーガーキ◯グでも。
「Double Texas Smoke Burger」の単品が835トルコリラ。暴落して1リラ約5.5円だから、4500円超! あ〜こりゃ無理だわって感じです。
考えてみたら、昔は「安いから」ってタイをはじめ東南アジアに旅行してたのに、今や東南アジアの方が日本に観光に来て買い物してるわけだし。ニュースや記事で理解してはいるものの、実際に出くわすと実感します、日本の国力が落ちてるなと。
以前はたいがいの国で空港に着くと「ようこそ」とか「こんにちは」なんて日本語か躍ってたけど、残念ながらイスタンブール空港では見かけなかったし、地元の客引きは「ニーハオ」なんて声がけしてきてた。
そういや、為替暴落と大インフレのトルコの大衆も大混乱中だそうです。我々が行く1週間前にアヤソフィアは入場無料から約4000円に、トプカプ宮殿なんか7500円だけど、せっかくだからと支払って拝見しましたよ。
地下鉄、空港からのバス、街中の食事もみんな値上がりしたそうです。また行きたいと思わせるいい国だけど、今の状況だとちょっと二の足踏んじゃうかな。
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