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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中… もっと読む
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ… もっと詳しく
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2021年7月の記事一覧

640:利用客を一気に増やしたい時に、テレビCMを利用しないほうがいい理由は。 [トップリーダーズSelect]

国内で2000万人以上が使うほどの有名サービスが立ち上がった当初、早急に利用者数を伸ばさなければならない時に、テレビCMはいっさい打たずに別のあることに注力をして弾みをつけた! 「バーンと宣伝して、ドーンとお客を集めたい!」と考えている会社やお店は多いですが、実際には期待したほど集まらないか、お客様が集まったところで宣伝を止めるとあっという間に減っていくという、薄い状態が残るだけです。 購入者や利用者を増やしたいという時には、新規を増やすセールスをお金を使ってやるのか、そ

639:寄生者であるファンにばかり時間を取られると、ビジネスは大きくならない。 [トップリーダーズSelect]

人気者が飲食店を開店し、長く経営が続いていった秘訣は、自分のことを好きでいてくれるファンを思いっきり大事にすることではなく、むしろ自分を好きなファンには自制してもらうことだった! 自分のキャラクターが大事とばかりに、ファンとのコミュニケーションを必死になって頑張ろうとすると、大体は頭打ちになってそれ以上は発展しなくなります。 自称ファンたちと絡んでいるだけでは、ビジネスは大きくなっていかないのです。寄生者を抱え込まないということが、マーケティングには非常に大事なのです。

638:要求をコントロールすることで、人は信頼関係によって動いてくれるようになる。 [トップリーダーズSelect]

保護者たちが幼稚園の方針を信じて言うことを聞くようになったきっかけは、新しい園長が幼稚園児の接し方と同じコミュニケーションを保護者たちに取ったことだった! 今は会社が社員やお客に対して「これが正解だ」と押し付ける時代ではありません。新入社員がいつも3年以内に辞めていってしまう、というのは企業の押し付け方が間違っているのです。 今の若い人たちはすでにいろんな正解を持っている世代。優秀な逸材を逃さないためには、どのような意識が必要でしょうか? 業界のトップリーダーたちの叡智

637:誰も気づきはしないだろうという細部にまで、徹底的にこだわることで企画が飛躍する。 [トップリーダーズSelect]

東京で放送されていないのに全国的なブームになり続編まで制作された人気番組が、そこまでの注目を集めた要因は、面白さを追求するよりも真面目な部分を追求していったことで逆に面白くなったからだった! 流行している企画の見た目だけ、上辺だけをパクった企画を作ると、単なる劣化コピーにしかならないので、本家を超えることはありません。二匹目のドジョウで本家より上に行くことはできないのです。 それよりも、扱う題材を決めたらその道のプロが唸るほどに徹底していたほうが、話題や人気がついてきます

636:ケチだから恥ずかしいと思わず、実用主義による倹約によって成功に近づく。 [トップリーダーズSelect]

オシャレで優雅でブランド品に身を包んだエレガントさを持つ人ばかり、と思われている海外の地域でも、実はある事情からとても倹約な人ばかりだった! ケチでいることは恥ずかしいと思ってしまう人がよくいます。しかし、極力お金を使わないことで大きく成功をしている人もたくさんいるのもまた事実。ケチは恥ずかしくても、倹約は恥ずかしいことではないのです。 倹約をするということは、必ずしも心が狭いことではなく、逆に心を豊かにして心を広くすることでもあります。これからの成功をつかむためには、倹

635:商品点数は膨張してしまいがちだが、絞ってみると経営は好転していく。 [トップリーダーズSelect]

家業のパン屋の経営に納得の行かなかった店主が、ヨーロッパのパン屋に修行に飛び込んだ時、日本ではありえない衝撃的な作り方を見て、それを日本のパン屋に持ち込んだところ、仕事量は激減してスタッフも4分の1なのに売上は伸び、経営が大きく好転した! メニューや取扱商品点数がどんどん増えていくと、事業を拡大しているように思いがちですが、実際には手間やロスが増えていて余計な時間がかかり、経営に大きな負担がかかってしまっているものです。 商品点数を絞ると売上は減るような不安がありますが、

「トップリーダーズ トーク」第5回:ビジネスやクリエイティブの世界における「数学」の重要性が学べる一冊。

『トップリーダーズ 〜読書発想源〜』を購読中の皆さまにお届けする、音声コンテンツ「トップリーダーズトーク」。 経営やマーケティングの構築のために役立つ発想源を、編集長自らが気になる本の中から皆さんに直接お伝えするコーナーです。 好評をいただき、嬉しい限りです。今回は第5回となります。 今回もどうぞ、よろしくお願いいたします。 ■「トップリーダーズ トーク」第5回 今回は、「数学」がいかにビジネスやクリエイティブの世界の中で重要な要素なのか、ということが分かる1冊を取

634:生活の細かい部分にまで一流の意識を持つことで、一流のパフォーマンスは生まれる。 [トップリーダーズSelect]

中堅の順位から抜け出せなかったプロスポーツ選手が、いきなり世界ランキング1位に上り詰めてその後も絶対的王者として君臨するようになったきっかけは、好きだった食べ物を食べることをわずか2週間やめたことだった! 一流の人が優れたパフォーマンスを見せるのは、その時々の技術がすごいからというイメージがありますが、実際には日頃の生活にも一流の意識を持っているからであり、それを持つか持たないかで差が出てしまうのが一流の人たちの戦場です。 食事や睡眠、呼吸や作法といった細かいところにまで

633:システムやデザインのアイデアを、利用する当事者たちに考えてもらうという発想。 [トップリーダーズSelect]

地方自治体が共用スペースの利用方法を中高生たちに考えさせたところ、役人や有識者たちでは実現不可能な運営体制を驚くべきスピードで作り上げていった! システムやデザインのアイデアが欲しければ、それを必要とする当事者たちに考えてもらうのがいいでしょう。その場や機会を必要としている人は、本気で考えてくれるからです。 みんな、自分で考えたいと思っています。変なアイデアやデザインを押し付けないようにするために、みんなの力をどのように借りればいいのでしょうか。 業界のトップリーダーた