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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中…
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ…
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2019年11月の記事一覧

474:業界の重鎮による前例や偏見への固執が、業界の未来への発展を阻害する。 [トップリーダーズSelect]

世界では大いにその技術水準が認められ、国内でも圧倒的に成功実例を何万件も出している手術方法なのに、日本医学会が前例ばかり重じて全くそれを承認しないことが、日本の癌手術を圧倒的に遅らせていた! 業界のプロたちが、自分たちの経験に外れる新しいものを全て認めずに自分たちの既得権益を守るだけになると、その業界はどんどん廃れていきます。業界の発展で大切なのは、今までの自分たちよりこれからの人たちなのです。 前例に縛られない、常識に縛られない視点を持つためには、日頃からどのようなこと

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473:今の自分が置かれている環境は、時代とともにあっという間に古くなる。 [トップリーダーズSelect]

VR(バーチャルリアリティ)の進化で、エンタメだけではなくビジネスや働く環境もこれだけの変化が起こり、人生がこれだけ変わる! これだけ携帯電話が発達した今、ダイヤル型の電話など使いにくいという人が大半ですが、携帯電話画で始めた当初は「電話はダイヤル型でないと。プッシュ型なんて押し間違ったらどうするんだ」などと言っていた人が本当にいました。新しい環境を受け入れられない人はたくさんいるのです。 これからは、自分の今の環境はどんどん古くになっていきます。新しい環境に慣れていかな

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472:いずれ来る「次の劇的な変化」に備えて、常に新しい種まきをしておく。 [トップリーダーズSelect]

東日本大震災による原発事故の影響で、生肉が風評被害で全く売れなくなり、仕方なく以前から試験的に作っていた加工品を出荷するしかなかったが、その商品が思わぬブームとなって爆発的な利益を生み始めた! 企業経営にトラブルはつきもの。好調だった会社が危機に陥るのは、好調の時に次のトラブルに備えて新しい挑戦をしていなかったから。トラブルは必ず起こるという真理を胸に、新しい種まきをしていないと、いざという時に手玉がないのです。 「次の劇的な変化」の時に役立つのは、変化が起きていない時に

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471:タブーだと思われている所にこそ、信頼を集めるチャンスが眠っている。 [トップリーダーズSelect]

コンプライアンスによって無難な企画ばかりが先行するテレビ業界において、タブーぎりぎりの際どいコンセプトの番組を立ち上げて放送したところ、社会を動かすほどの大きな影響力のある番組へと育っていった! 業界に染まりきっていくと、タブーに触れることをしなくなり、安全な方向でしか仕事をしないので、お客様は全く情報が不足していきます。そんな中でお客様の信頼を一手に集めるのは、タブーに挑戦した者なのです。 業界への忖度や先輩たちへの気遣いなどで、挑戦心を失ってしまう人は多くいます。自分

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470:業界での常識を未経験者や若手に押し付けるのではなく、自由の可能性を提示する。 [トップリーダーズSelect]

プロならばこのように練習しなければならない、という正規のルートに面白さを見出せず、自分流で楽器の楽しさを追求していった結果、演奏者ならば誰もが憧れる大舞台についにたった! 「この業界では、このようにしていかなければならない」という諸先輩の固定観念の押し付けが、その業界をダメにします。若い世代を取り込みたいならば、自由に楽しくできるという可能性を提示しなければなりません。 がんじがらめのルールしかない場所に成長性はありません。自社で未経験者に自由に楽しんでもらうとしたら、ど

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特集16:物価の優等生の世界から学べ!「卵業界を駆け上がる風雲児特集」3冊 [特集リーダーズ]

何かの分野について知りたい、何かの知識について調べたい、こういう人の話を読みたい、と思った時には、そのジャンルや方向性のものを複数読んでみるという方法も有用です。 そこでこのコーナー「特集リーダーズ」では、あるテーマに沿った本をまとめて3冊程度を一気にご紹介していきます。 一つのテーマをいろいろな視点から多角的に眺めてみる、そんな洞察力を養うために、ぜひ活用してみてくださいませ。 【第16回】物価の優等生の世界から学べ!「卵業界を駆け上がる風雲児特集」3冊 スーパーマ

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469:お客様の声を聞いたら、大事なのは多数派の意見よりも少数派の意見。 [トップリーダーズSelect]

売上が低迷してきた商品を改良する時に、たくさんの人が要望している部分よりも、たった数人からしか出てきていなかった少数派の要望に着目したことで、過去に例のない爆発的なヒット商品に生まれ変わった! お客様アンケートを取る企業はたくさんありますが、ほとんどの担当者が、たくさんのお客様から寄せられた多数派意見ばかりに注目し、少数派意見は「重要ではない」と軽視してしまいます。 しかし、多数派意見はある程度他社でも予測できることで、少数派意見にこそ自社にしか見えないヒントが隠されてい

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468:同業他社のことは敵視せず、技術やノウハウを学びに行ける関係にしておく。 [トップリーダーズSelect]

外国から日本人形のマーケットに乗り込んでうまく成功したのは、外国人経営者が日本の武道から学び取った「見取り稽古」の精神を活用したからだった! 同業他社というと目の敵にして無視しようとする経営者や担当者が多いですが、同業他社は多くの情報やノウハウを持つ先輩や同士であり、同業者同士で教えて合うというのも決して悪いことではありません。 同業他社にも頭を下げていろいろなことを教えてもらう。今後はそれぐらいの謙虚さが必要になってくる時代です。同業他社にはどのようなことを教わればいい

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467:次の発想に困ったら「そもそも本質は何だったのか?」という原点回帰をする癖をつける。 [トップリーダーズSelect]

1世紀以上の長い自動車業界の歴史の中の常識を打破する、画期的なエンジンが生み出されたきっかけは、開発者の「そもそもエンジンとは何なのか?」というシンプルな原点回帰をしたことで、最も優れたエンジンの定義がしっかりと決まったことだった! 業界の常識にとらわれると、シンプルに考えるべきことが「以前の流用」に落ち着いてしまいます。「そもそも」という原点、本質を知るべきことは、ビジネスにとって非常に大事で見落としやすい点です。 次の発想に困ったら、「そもそも、本質は何だったか?」と

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466:何でも一人で完結させようとせず、有能なブレーンを常に手元に置く。 [トップリーダーズSelect]

緻密なリアリティの描写で大ヒット作となった人気漫画を作った背景には、普通の漫画家とは全く違う作者自身の経験と、各方面の有能な人物たちがブレーンとして参加したことが大きく功を奏していた! 最近はYouTuberを目指す人が多いですが、人気のあるYouTuberは決して一人で動画を作らず、撮影担当がいたり作家がついていたりとブレーンがついていてチームで動いています。それが分からずに一人で物真似をしようとしても、劣化版になってしまうだけです。 新しいことを始めようとしたら、何で

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465:自分たちがPRしたいことよりも、マスコミは別の意外な部分に着目している。 [トップリーダーズSelect]

一地方の中小企業のグループなのに何百回もマスコミに取り上げられているその秘訣は、かつて新聞記者の経験があるメンバーの一人である社長が記者時代に培ったニュース性の視点だった! 企業や商品をPRしたい時に、「この商品のここが良いと思うんですよ」と企業側がPRさせたいことよりも、「あなたのこの部分のほうが面白いですけどね」というものがマスコミ記者の視点にはあったりします。 自分自身では意外に「これが世間へのPRのポイントになるものなの?」ということは気づかないものです。自分自身

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