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2019年10月の記事一覧
464:これからの時代は、大企業ですら東京に本社がなくても強固な経営ができる。 [トップリーダーズSelect]
グローバル会社として巨大化した日本企業が、新本社ビルを建築する時に東京に建てるのではなく地方に移転した結果、就職希望者が減ることなく、また海外展開にも全く支障はなくますます発展していった! 東京というマーケットはとても大きいので、「東京に出れば世界に羽ばたける」と勘違いをしている人が多いですが、東京は東京という限られた一地方であり、東京以外の地方が東京よりも世界から遠いということはありません。 今はインターネットでどこでも情報がやり取りでき、LCCが地方にバンバン飛び交っ
463:子ども騙しをするよりも、子どもに憧れられるような会社づくりを目指す。 [トップリーダーズSelect]
個人商店から国内屈指の豆腐メーカーに躍進したきっかけは、「消費者が気付くわけがない」と業界がたかを括っていた分野に、「子どもたちでも食べられるような商品」を執拗位追い求めていった結果だった! 子どもは「子どもだまし」では通用しません。どうせ子どもだから、とテキトーなお子様ランチを出している飲食店はものすごく多いですが、子どもはそういう店に愛想を尽かしているのです。 子どもたちのことを徹底的に考えているお店や会社は、その子どもたちが大きくなった時には良いお客様になり、また憧
462:自分に依頼された仕事には、自分の勝手な主観を入れずに期待に応える。 [トップリーダーズSelect]
脚本を読み込んで役作りをしっかりして撮影に臨む役者は多いが、大河ドラマの主演俳優はあえて全く脚本を読み込まず、役作りをせずに撮影現場にやってくるようにしていた! 「あなたにこの仕事をお願いしたい」と依頼が来た時に、「私はそんなことできないと思います!」と勝手に自分で不可能の線引きをして断る人がすごく多くいます。しかし依頼をした人は、「きっとできると思う。できなくてもいいから」と分かった上で依頼をしているのです。 自分が依頼されたものには、勝手に自分の自我を入れず、自分に求
461:信念のある商品であれば、短絡的な結果で分析をせず長く大切に育てる。 [トップリーダーズSelect]
POSデータを見て売れ行きが悪ければあっという間に撤去するのが当たり前の商品であるカバンを、地道に売り続けてじっくり育ててきた結果、発売から10年後にようやく売れ始め、15年後にテレビに登場して大ヒット商品となった! ちょっと売れなかっただけで「これは売れないものだ」と決めつけるのは、とても効率的ではあるのですが、実際には大きな可能性の芽を摘んでいることになります。もしかしたら売れ始めるのが10年後かもしれないのです。 信念のある商品は大切に育てていかなければなりません。
特集15:人を楽しませる技術を身に付けろ!「爆笑を生み出し続ける敏腕プロデューサー特集」3冊 [特集リーダーズ]
何かの分野について知りたい、何かの知識について調べたい、こういう人の話を読みたい、と思った時には、そのジャンルや方向性のものを複数読んでみるという方法も有用です。 そこでこのコーナー「特集リーダーズ」では、あるテーマに沿った本をまとめて3冊程度を一気にご紹介していきます。 一つのテーマをいろいろな視点から多角的に眺めてみる、そんな洞察力を養うために、ぜひ活用してみてくださいませ。 【第14回】人を楽しませる技術を身に付けろ!「爆笑を生み出し続ける敏腕プロデューサー特集」
460:物事の本質を知り成長するには、まず人為的にも不便を体得する環境を体験する。 [トップリーダーズSelect]
日本でトップクラスの顧客満足度を誇る地方のカーディーラーの強さの秘訣は、まず思いっきり不便を体験させてから人生というものを考えさせるという、独特の新人研修にあった! 物事の本質を知るためには、まず不便を知ることです。スマホを1日使用禁止にすればスマホの良さや無駄な部分が分かっていくし、外国に行けば日本では当たり前だったことがそうではないということが分かっていきます。 人間力を成長させたいと思ったら、まずは不便な環境に身を置くことです。どのような環境を作り出すことで、物事の
459:甘やかすサービスよりも、厳しいサービスのほうが、お客様の感動を大きく創造する。 [トップリーダーズSelect]
付き合っていた女性のダイエットを励まし続けて成功させ、自らもパーソナルトレーナーから指導を仰いだダイエットを成功させたことが、多くの人が集まる超過酷なストイックなトレーニングサービスを生み出した! 以前はお客様を徹底的に甘やかして気分良くさせるようなヨイショサービスが求められていましたが、今は逆に「ものすごく厳しく指導してくれる」「思いっきり負荷をかけてくれる」というような、自分に厳しいものをわざわざお金を払って受けるというサービスが急増しています。 それで目標達成すれば
458:経営者は「どうやったらセールスをしなくても利益が上がっていくか」を考える。[トップリーダーズSelect]
コインランドリーを400店舗以上に展開するほど急成長したきっかけは、凄まじい制約率を誇る類稀なる営業力を持つ社長が、自分から営業をしにいくことをキッパリとやめたことだった! いくら営業力が高くても、セールス戦略には限界が来ます。同じ営業力を他人に求めても、みんな同じようにはできないからです。 セールスに頼ってきた会社が上限を突破するには、これまで会社を支えてきたセールスという戦略を捨てる必要があります。なぜ、セールスを捨てると会社は大きくなるでしょうか? 業界のトップリ
457:「エースになれる素質」は、みんなが重要視しない部分を鍛えることで生まれる。 [トップリーダーズSelect]
プロ野球で不動の4番バッターとして定着しその強さを見せつけた名選手は、力を入れていたのは打てることよりも「守備で確実に守れること」だった! どんなチームにも、顔となる「エース」級の人間が生まれますが、そういう人は全員に一つの能力に秀でているだけではなく、普通の人だったらあまり重視しないような能力までも秀でていることが多いです。 つまり、そういう幅の広さが「エースたる素質」です。そのような素質を磨くためには、仕事の直接の能力だけではなく、人間性ともとらえられる部分をしっかり
456:激動の今の世の中は、マニュアルの充実よりも臨機応変さを鍛えることのほうが大事。 [トップリーダーズSelect]
番組進行を臨機応変の瞬発力でアレンジしていく天才司会者と、その臨機応変さに必死でついていこうとするコメンテーターたちの努力によって、低予算の地方局制作番組は全国で圧倒的な視聴率を叩き出す人気番組になった! 何もかもが激しく変化する今の時代に、「いかにマニュアル通りにできるか」という予定調和は、大して価値を持ちません。いかにマニュアル通りではない方法で対応できるかという臨機応変さの方が重要です。 自分や社員たちが、急激な変化に対応できるような臨機応変さを持つためには、どのよ
453:コンセプトの一貫は、目につきにくい細部にまでも行き渡ることが重要。 [トップリーダーズSelect]
世界各地から観光客がたくさん集まるようになった県内屈指の人気スポットが生まれ変わった理由は、市民トイレの建設から市立公園の整備まで、その地域の人がコンセプトを行政に徹底して訴え続けたからだった! 「神は細部に宿る」という言葉がありますが、多くの人に理解をしてもらうためのコンセプトを一貫させるためには、普通の人ならば見逃してしまいがちな細かい部分にも注意が必要です。 これぐらいはしょうがないだろう、という妥協から崩壊は始まります。細部にもコンセプトを一貫させたところが、「こ