マガジンのカバー画像

マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中…
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ…
¥1,980 / 月
運営しているクリエイター

2018年9月の記事一覧

298:業界の未来のため、その分野の将来のために決断を下すのが、経営者の仕事。 [トップリーダーズSelect]

社内の誰もが大反対をしたけれども、多くの人に使ってもらうことを優先することを考えた社長が無償公開に踏み切った技術が、やがて世界標準となって業界をとてつもなく大きくなるきっかけとなった! 自分たちが儲けを独り占めできるはずなのに、業界全体のことを考えて技術を開放したり特許で抱え込んだりしない、という考え方には自社の誰もが反対するものです。自分たちの努力の結晶によって他社の人間が儲かる可能性、自分たちが儲け損ねる危険性を、とにかく嫌がります。 そこで「業界全体が活性化すること

¥200

297:数値には表れない、数値には測れないような部分にも評価基準は眠っている。 [トップリーダーズSelect]

プロ野球界で偉大な記録を出した名プレイヤーが重視していたのは、多くの監督や評論家たちが必ずと言っていいほど評価の基準としている明確な数値ではなく、データ上には決して出てくることのない「□□□□□□数」という数値だった! 評価基準として数値を使うのは一番公平で一番明確ではありますが、その数値にこだわっているがゆえに、本当に評価しなければならない本質が浮かび上がってこない、ということはよくあります。 今まで使ってきた数値では計り知れない能力、結果には、どのようなことがあるでし

¥200

296:大事なのは集中力の深さよりも、集中力をコントロールできること。[トップリーダーズSelect]

毎日大行列が耐えない人気店の営業時間が他の店よりも短いのは、店主のとてつもない集中力が消えない時間が反映されており、店主は毎朝自分の感情と戦い抜きながら店に立っていた! 一流の職人やクリエイターなどは作業に入るととてつもない集中力のゾーンに入り、お腹も空かないしトイレにも行く必要がないと言います。ちょこちょこ休憩を挟むのは集中力が切れたからではなく、もともと集中力がない証拠です。 集中力を高めるには、集中力の深さそのものよりも、集中力を削いでしまうような要因を最初から排除

¥200

歴史本15:あまり一般的には触れられない部分をよく理解しておく。 [歴史発想源]

歴史こそ、史上最大の財産! 人類が長きにわたって紡いできた歴史そのものこそ、今に生きる私たちが学ぶべきことができる最も大きな参考資料です。 過去の大勢の人が必死に考え、真剣に実行してきたこと、そして成功し、失敗してきたこと、それらの経験を学べる位置に、私たちはいます。 国家経営、流通貿易、芸術創作などあらゆる歴史は、現代の経営者やクリエイターたちにたくさんのことを教えてくれます。 「歴史本の棚」は、大の読書嫌いの主宰・弘中勝でも読むことができた歴史本の中から、皆さんに

¥300

295:大きな目標を実現させるためには、最初の鍛錬をどうするかが肝要。 [トップリーダーズSelect]

運動初心者や高齢者たちを続々と長距離マラソンで完走させてきた指導者が、マラソンに初めて挑戦する人へアドバイスする時に最初にやらせる練習は走ることではなく、走る練習は最後の最後だけだった! 大きなことにチャレンジしようと思ったら、初心者はいきなりその大きなことを成功させることはできません。その成功のために鍛錬や経験を積み重ねていくわけですが、そこには適正な順序や準備というものがあります。 自分たちの仕事を指導する時には、初心者にはまず何からやらせてみるか。何から練習させてみ

¥200

294:後継者問題に悩んでしまうのは、立ち返るべき帰巣性を育てていないから。 [トップリーダーズSelect]

完全に衰退しているものを復活させて全国に60億円規模の大ブームを巻き起こしたのは、5人の子育てに専念した後に傾く稼業を手伝い始めた、地方の一零細店舗の女性だった! 後継者不足に悩んでいる中小会社やお店が、地方にはたくさんあります。しかし、後継者不足というのは時代によるものではなく、育児や教育に起因することが多いのです。しかもそれは「いずれ継いでくれよ」と言い続けるだけでは解決しません。 子どもをいかに育てるか、社員にいかに教えるかが、後継者問題を生むかどうかの決定的要因に

¥200

293:重大で大変なトラブルも「いずれネタになる」と思えば、全力で取り組めがち。 [トップリーダーズSelect]

下積み時代に空回りの元気や無茶な意気込みが番組制作スタッフたちから完全にドン引きされて番組に呼ばれなくなるも、そのドン引きされる反応が別の場所ではめちゃくちゃウケて、やがて全国区に人気お笑い芸人へと成長していった! なかなかチャンスに恵まれなくても、そこで全力で取り組んだことは、やがて身を結んで成功につながったり、その後に鉄板ネタの話題になって人を惹きつけたりします。 無難に生きている人は何のエピソードも持てず、またこれからも無難に生きていくだけの人生になります。トラブル

¥200

漫画22:この漫画に学ぶ「商売から嘘を一切排除するということ」

学びと実践のために「漫画を読む」というのもまた一つの「読書」である! と考えて、漫画作品や漫画関連の話題から発想や企画のヒントを見つけるのが、この「漫画発想源」。 「漫画なんてビジネスに関係ないでしょ」なんて、とんでもない。漫画はその作品の内容から、さらにはその作品の企画自体から、いろんな発想源を見つけることができます。 いろいろな漫画の中から見えてくる、効果的な会社経営のやり方や、PR力を持つ企画の発想などなど。あなたにはここから、どのようなヒントを見つけ出すことがで

¥300

292:目立つ記録で信頼を集めるよりも、自分の固い意思で信頼を集めれば記録がついてくる。 [トップリーダーズSelect]

大人がファミリーの収入源にするために自分の子供の最年少記録をスポンサー探しに利用するのとは対照的に、自分の意思と力でやることを強みに挑んんだ女性が、日本人最年少記録を樹立した! 人からの信頼を集めるには、「自分の意思と自分の力でやること」です。目立つ記録を目指して信頼を集めようとする人が多いですが、自分の意思でやることで信頼が集まり、その結果として目立つ記録がついてくるのです。 自分の人生の中で、一度はやってみたいと思っていることは何でしょうか。遅すぎるということはありま

¥200

291:商品に対して熱烈な愛情を込めお金をかけると、市場からの信頼が集まる。 [トップリーダーズSelect]

高くても売れていくほどたくさんのファンを生み出している養鶏場の人気の秘訣は、一般の養鶏業者だとそこにお金をかけることを全く思いつかないという部分に、徹底的に愛情を込めてお金をかけていることだった! コストをかけないために「自分たちでできることはやろう」と考えるのは悪いことではありませんが、「お金をかけるべきところをケチる」というのはそれとは話が違います。 商品に徹底的に愛情をかけるならば、ここには絶対にお金をかけなければならない。自分たちの業界にも、見落としがちなそんなポ

¥200

290:成功している時は、自分の力が成功の要因であるという慢心が一番危険。 [トップリーダーズ Select]

監督就任直後に全国大会で偶然に好成績を残したチームの若き監督が、強豪アメリカのコーチからの痛烈な一言で開眼して心を入れ替え、国内屈指の常勝軍団となるチームを作り上げた! 「失敗の要因」は比較的簡単に分かりますが、「成功の要因」は意外によく分からないもの。だから成功したりうまくいったりした時には、つい「自分のやり方がすごいから」と勘違いをしやすくなります。 自分の実力が伴わないのに偶然に成功してしまった時の慢心が、一番危険です。うまくいっている時には、どのような意識を持たな

¥200

[ニッチな本棚]05:巨大メディアの偏重報道に、ニッチな場から立ち向かえ!

書店には「売れやすい本」ばかりが並ぶので、本の内容はどれを見ても定番・ベタ・鉄板のテーマばかり。 そんな中、「よくこんなテーマで出版しようと思ったな!」と思えるような「ニッチなテーマ」に迫る本に出会うことがあります。 そんな「ニッチ」なテーマの内容の本を取り上げるのが、この「ニッチな本棚」のコーナー。 ニッチなジャンルの本を知ることで、専門分野やPRしにくい話などを、どのような切り口で発信できるか、といったヒントが見つかるかもしれません。

¥300

289:お金を稼ぐこと、お金を使うことを子どもに教えるのは、親の役割。 [トップリーダーズSelect]

多くの親が「節約をすること」を子どもに教えるのに対して、香港で大財を成した実業家が子どもに教えたことは、世界で最も高いホテルに泊まってお金を湯水のように使ってみることだった! 学校ではお金の使い方を教えてくれないので、子どもにお金のことを教えるという役目は親しかいません。月給分しかお金を稼げない人、やたらお金を浪費してしまう人というのは、親がそう育ててしまうのです。 「お金を稼ぐとはどういうことか」「お金を使うことはどういうことか」を中高生にも分かりやすく教えるとしたら、

¥200

288:直接の信頼を得る情報収集力を持つ人が、世間から信頼を集める情報源となる。 [トップリーダーズSelect]

他のマスコミも後追いしかできないほどの特大スクープを連発する雑誌の取材態勢は、他のマスコミの編集部では当たり前のように考えている事件への意識とは違い、信頼関係へのひたむきな努力の成果だった! 誰でも簡単に情報が手に入る時代には、「誰でも簡単に手に入るわけではない情報」をもたらす人に信頼が集まります。しかしその人もまた、取材対象の相手に対する信頼が必要とされます。 信頼もないのに情報を集めようとする人に、まともな情報は集まりません。直接の信頼を得て、大きな情報力を持つために

¥200