マガジンのカバー画像

マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中… もっと読む
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ… もっと詳しく
¥1,980 / 月
運営しているクリエイター

2017年10月の記事一覧

155:「理解できているかどうか」で、得をするか大損するかが決まってしまう。[TRs-Select]

全て同じ確率で運次第のように見えるあの人気ゲームは、全ての確率が大きく異なっており、それを知っているかどうかで勝負が大きく変わってしまう緻密なゲームだった! 世の中には「知らないだけで損をする」ということがたくさんあります。知っていれば損をしなかった、理解していれば損が出なかった、ということに満ちあふれています。 きちんと理解していないのに「まあだいたい分かります」などと高をくくって大損を出してしまうようなことのないように、事業者は普段からどのようなことに気をつけていなけ

有料
200

歴史本04:歴史上の人物はその分野の学問をどう学んだのかを知ると [歴史本の棚]

歴史こそ、史上最大の財産! 人類が長きにわたって紡いできた歴史そのものこそ、今に生きる私たちが学ぶべきことができる最も大きな参考資料です。 過去の大勢の人が必死に考え、真剣に実行してきたこと、そして成功し、失敗してきたこと、それらの経験を学べる位置に、私たちはいます。 国家経営、流通貿易、芸術創作などあらゆる歴史は、現代の経営者やクリエイターたちにたくさんのことを教えてくれます。 「歴史本の棚」は、大の読書嫌いの主宰・弘中勝でも読むことができた歴史本の中から、皆さんに

有料
300

154:同業他社に置き換えても成立してしまうようなPR表現を使っていないか。 [TRs-Select]

多くの料理番組を手がけてたくさんの飲食店や料理人に取材を重ねてきたテレビプロデューサーが、いくらクチコミで良い評判を聞いても「うまい店」としての店選びの選択肢には入れない店には、3つの禁句を使っているという共通点があった! 自社や商品をPRする時に「素材にこだわっています」「お客様の笑顔のために」「和気あいあいとした職場です」といった言葉を使う会社が多いですが、それらは同業他社に置き換えても成立する表現ではないでしょうか? 「こだわっていません」「お客様の笑顔は要らないで

有料
200

153:「なぜ買ってくれないのか」という発想から抜け出すことで、売り方は変わる。[TRs-Select]

売上不振で自殺寸前まで追い詰められた社長が、自分の売り方の発想の仕方にふと気づいて売り方の根本を変えたとたん、日持ちのしない大量の果物も常識を超える高価な調味料も売れるようになり、全国に注目されるスーパーマーケットになった! 「なぜここまで頑張ってやってあげてるのに、売れないんだ」「どうしてこんなに安くしているのに、買ってくれないんだ」と日々悩んでいる経営者はたくさんいます。 しかし、お客様は「頑張ってくれているから」「安くしてくれているから」と思って買ったり利用したりし

有料
200

第3回『「トップリーダーズ」オススメ選書権』、開催!

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

152:小さな理由で優秀な人材を手離すことのないよう、本人たちに直接訊く。[TRs-Select]

優秀な女性社員が結婚退職をする際に、直接「どういう仕組みがあれば残りたいか」という質問をして勤務制度の改革を行った結果、会社は売上1000億円に達する企業へと成長した! 結婚や出産による退社によって、会社は優秀な女性社員を流出してしまいます。しかし、それは今のままの制度だと働けないのであって、ちょっとした改革をすれば「それなら喜んで働きます!」という変化が起きます。 ではどのように工夫をすればいいのか。それは社員たち本人が知っています。彼女たちがどのような制度があれば便利

有料
200

151:社長だけではなく、社員や関係者たちも一緒に表に出してあげる意識を持つ。 [TRs-Select]

高視聴率を記録した人気ドラマの伝説的な衝撃展開は、ギリギリの撮影スケジュールの中で制作されていく中で、プロデューサーからの無理難題に応えて身内の役者を仕方なく起用したことから偶発的に生まれたものだった! 会社がテレビに出る時には、社長一人が呼ばれるケース、社長一人が出たがるケースが多くあります。しかし会社はチーム戦。社員やスタッフたちにも日の目を当ててあげることで、会社はさらに輝きます。 雑誌で取材を受けたりビジネス書の著作の依頼を受けた時に、社員にもスポットライトを当て

有料
200

150:心地の良い馴れ合いの場に満足せず、熾烈な競争の環境に身を置く。 [TRs-Select]

世界で戦える実力を持つために海外の熾烈な競争で戦っていった女性が、友達のように仲良く馴れ合う日本人出場者たちより抜きん出て、見事に日本代表の座を勝ち取った! 一流の人たちは苛烈な競争の中に身を置いて実力を戦わせながら、さらに自分の才能や感性に磨きをかけていきます。 二流や三流の人たちはやたらと、群れたがります。情報交換と称してやたらと飲み合ったり、異業種交流と称してやたらとコミュニティを作ったりします。 日本人特有の「馴れ合い」では、世界の厳しい競争では生き残っていけま

有料
200

149:効率と採算から考えられたデザインは、短命に終わって長期的利益を逃す。[TRs-Select]

「効率と採算重視」のデザインを求められながらも全く逆のデザインを提案したことが、長期的なファンを生み出し、発注元の経営危機をも救った! デザインというと、これまでになかった奇抜な形とか、目を引くような先鋭的な模様などを採用することだと思っている人が多くいます。 しかし、奇抜とか奇天烈といったものはあくまでもその時点での奇抜さであり、それだけを追ったものは必ず陳腐化して見捨てられていきます。 デザインとは本当はどのようなものでなければならないでしょうか。長期的に愛されるデ

有料
200

漫画11:この漫画に学ぶ「特異キャラクター時代の移り変わり」

「まぐまぐ大賞2016」のビジネス部門を受賞した、経営者・マーケティング担当者向けメールマガジン『ビジネス発想源 Special』には、漫画から経営や企画のヒントを見つけるという趣旨の、「漫画発想源」という不定期連載のコンテンツがあります。 学びと実践のために漫画を読むというのもまた一つの「読書」である!と考えて、この「漫画発想源」を『トップリーダーズ』でも転載していきます。 いろいろな漫画の中から見えてくる、効果的な会社経営のやり方や、PR力を持つ企画の発想などなど。あな

有料
300

148:長く戦うためには、長期的計画よりも、長期的に戦える武器を探す。 [TR-Select]

外資系企業がほぼ市場を独占する中、後発の日本企業が「日本の企業であること」を強みに考え、外資系企業が手を出したがらない部分にサービス拡充を図ったら、外資系企業の牙城を切り崩して多くのユーザーを獲得した! 長期的な競争で勝つために大事なことは、長期的計画をしっかりと作っておくことではありません。長期的に戦える「武器」を持つことです。 戦える武器さえ持っていれば、マーケットが急激に変化したり、自社を取り巻く環境がガラリと変わったとしても、臨機応変に戦い方を変えることができます

有料
200

147:会社のブランディングを考えるならば、自ら積極的に表に出て行くことが重要。 [TR-Select]

将来の経営が不安視されたCM制作会社を救ったのは、映画のエンドロールに自社のロゴがクレジットされ流れたことだった! 会社をブランディングしたい、と考える事業者はたくさんいますが、自分たちがずっと下請け専門だったり卸業ばかりやってきた場合は「どうやってブランディングしたらいいのか分からない」と諦めてしまいます。 そんな時には、自ら表に出てみればいいのです。自ら製作し販売してもいいし、自らウェブでテスト的に公開してもいい。 「これが当社の力だけで作れました」ということを表に

有料
200

146:社員全員がコスト意識を持つことで、会社の利益体質はとてつもなく向上する。 [TR-Select]

外食産業にて大きな成長を築き上げたカリスマ的経営者からの度重なる手厳しい問答によって、店長やスタッフたちは食器や水など店内のあらゆるものがお金として見えるようになり、無理だと思われたコストダウンを成功させていった! どんな時間も、どんなモノも、お金として見ることができる。その意識がなければ、事業者としては失格です。 時間はいくらでもタダで使える、備品はいくらでもタダで使えると思っている管理者や従業員が社内に多いと、ものすごく非効率がまかりとおり、無駄なコストが膨大に積み上

有料
200

145:古くなった技術を転用することで、新たに大きな可能性を生み出す発想。 [TR-Select]

世界的大ヒットとなった画期的商品は、最先端の技術を用いるのではなく、とっくに廃れて価格が低迷した古い技術を応用して作られたものだった! 最先端のものこそが最高である、と考える開発者や企画者はとても多くいます。それが最適かどうかではなく、「最先端であるからこそ取り入れよう」と必要もないのに取り入れてしまうのです。 最先端であればそれだけコストがかかり、安定的な調達も難しくなるのに、わざわざ不必要なものを取り入れて不要なリスクを負うことになります。「最先端だからいい」という考

有料
200