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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中… もっと読む
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ… もっと詳しく
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2017年7月の記事一覧

116:事業開始の地盤は決して「地元か東京か」の二択ではない。[TRs-Select]

世を動かした英雄が普通だったら誰も望まない遠く離れた辺境の地への赴任を望んだのは、その地の経済の先進性を真っ先に見抜いたからだった! 事業を起こすとまず最初に「どこで始めるか?」「どの地域を地盤にするか?」ということを決めますが、だいたいの人は自分が住んでいる地元エリアで、もしくは多くの企業があつまる東京で、という二択で考えます。 しかし、これからはそんな二択には大した意味はないでしょう。ビジネスの地盤というのは、そのような誰もが持つ慣例にとらわれていては、決して成功しな

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115:創作や企画のモチベーションは、自ら動いてみることで生まれてくる。[TRs-Select]

ふと部屋の窓を開けて見た外の風景を題材に漫画を描いて週刊漫画誌に投稿したら受賞したことが、後に人気作を生んだ漫画家のプロデビューのきっかけになった! アイデアに悩む人は大抵、行動をしていません。ただ机の上やパソコンの前で「うーん」と頭をひねっているだけで「もうアイデアが尽きた」などと投げます。 行動がなければ、発想の素材は生まれません。行動力のない人、頭だけでしか考えない人は、企画職やクリエイターには向いていないのです。新しい行動を始めてみるためにはどのような工夫が必要で

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114:「商品と会話ができること」こそが、プロ中のプロの持つ大きな能力。[TRs-Select]

世界の鉄屑マーケットではその名を知らぬものはいないほどの業界の巨人がその卓越した商才を身につけたきっかけは、下積み時代に大阪の築港に毎朝通い続けたことだった! 商品の気持ちが分かれば、商品をどのように作り、商品をどのように売り、商品をどのように使ってもらうのが一番いいのかが分かるようになります。しかし、商品の気持ちが分かるためにはどのようにすればいいのでしょうか。 そこには、プロフェッショナルならではの視点が必要になります。商品を観察し続け、商品のことを考え続け、商品のこ

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歴史本01:主人公的基準で偉人を見る歴史観を養う [歴史本の棚]

新たなコーナーがスタートします。 その名も、「歴史本の棚」! 歴史は、現代に生きる私たちが学べる巨大な叡智の図書館です。これまで東洋から西洋に至るまで、古代から近代に到るまで、たくさんの人たちが生き、死に、戦い合い、手を取り合い、考え、動き、成功し、失敗してきた、たくさんの経験が歴史の中にはあります。 特に、ビジネスの世界を生き抜く現代の経営者やクリエイターたちにとっては、歴史上の王朝や大名たちの国づくりの話は現代経営の組織論にも非常に通じるものがありますし、文化やデザ

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113:企画に制限を与えられたほうが、逆に途方もなく広いアイデアが生まれる。[TRs-Select]

驚異的な売れ行きを記録した人気雑誌は、版権管理の厳しい相手からのきつい制限の通達に対し、その制限の範囲内での突拍子もないアイデアによって、相手に黙認させながらも世間に話題となる企画を作り出した! 企画には制限はつきもの。企画者や事業者の腕の見せどころは、その制限の中で最大の効果を出すアイデアを生むことです。 そういう人たちの手にかかれば、逆に制限がついているほうが「この制限の中で、よくぞここまで!」「この制限内でそんな発想があるなんて!」と、大きな評価が集まります。 制

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112:お客様の「本音の愚痴」の中に、商品PRに活かせるヒントが見つかる。[TRs-Select]

映画史に残るあの誰でも知っている名セリフは、脚本家が取材相手たちから聞き出した何気ない「本音の愚痴」を、そのまま表しただけのものだった! 商品アンケートで「あなたは何にお困りですか?」「最近不満に思っていることをご記入ください」などと質問しても、お客様の心からの本音を聞き出すことは簡単にはできません。 お客様の「本音の愚痴」を聞き出すことができれば、商品やサービスのPRに「共感」という最大の武器を持ち込むことができます。 お客様から「本音の愚痴」を引き出すには、どのよう

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111:お客様の小さな要望の声にこそ、大きなビジネスチャンスが隠れている。[TRs-Select]

地方の小さな店ながら、カリスマ経営者たちを筆頭に全国から視察が絶えない超人気店が、多い時で一日2万個も売れてしまう大人気商品を作ったのは「必ず売れる」と確信したからではなく、高齢者の小さな要望を聞いたことがきっかけだった! 「先義後利」という言葉があります。義理を先に立てれば、利益は後から付いてくるという意味です。 「お客様ができないことを代わりにやって差し上げる」ということは、一つの需要です。そしてそれが立派な商品やサービスとなり、一つのビジネスモデルになります。 お

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110:不調で誰も寄りつかない寂しい時にこそ力になってあげる、人の育て方。[TRs-Select]

ボクサーが世界王者になった時には周囲にたくさん寄ってくるのに、世界王者から陥落すると誰も寄ってきてくれない。多くの世界王者を生んだ名トレーナーは、そんな時こそボクサーのそばにいた! 調子のいい時には、その人の周りにはものすごくたくさん人が集まり、調子が悪い時にはその人たちはどこへ行ったのかというぐらい、誰も寄ってきません。人を上手に育てる人は、そんな寂しくてつらい時にいてあげられる人です。 調子のいい時だけ「こいつは俺が育てた」と我が物顔で振る舞い、調子の悪い時には「俺の

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109:ファンからの要望に応じることは、業界の発展にもつながっている。[TRs-Select]

数多くの人気番組を手がけ、小説もベストセラーとなったシナリオライターがその仕事を始めたきっかけは、有名シナリオライターに思い切って送ったファンレターへの一通の返事だった! どれだけ忙しくてもファンレターには必ずきちんと返事を書く、求められたサインには必ず応じる、質問には必ず回答を返す、と心がけている著名人や文化人はたくさんいます。ファンを大切にするということもありますが、その返事やサインが相手の人生を返ることもあります。 自分たちに憧れてこの世界に入ってくる人が増えるので

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108:発想力の高いクリエイターほど、頭を悩ますよりも足を動かしている。[TRs-Select]

異色の経歴を歩んできた世界的な建築家が、下積み時代にやってきたこと、そして後進のスタッフたちに教えていることは、「歩き続けてみること」だった。なぜ建築学に「歩くこと」が関係あるのか? 発想を必要とするクリエイターには、席について頭でどんどん考えているというイメージがありますが、ほとんどのクリエイターは散歩をしたり、海外を巡ったりと、ひたすら動いており、「椅子の上でずっと考え続けてます」という人は意外に多くありません。 なぜ発想力が豊かな人は、ひたすら歩くのでしょうか? な

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107:「自分に合っていない」と思う分野を自分に最適なものへと昇華させる。[TRs-Select]

明らかにこれまでの歴史上の人物のイメージとは異なるキャスティングなのに、真剣に演じてみたら、誰からもその戦国武将の配役を絶賛される当たり役となった! 「自分には向いていない」「自分には合っていない」と思えるような仕事に出会うことはたくさんあります。「自分は文系だから」「私は理系だから」などと自分の範囲を決めて、その範囲とは違う仕事には違和感を覚えます。 しかし、「合っていない」という違和感は最初だけのものであって、取り組むことで自分に合っているものに変えていくことができま

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漫画08:この作品に学ぶ「過去の名作のリメイクの要点」[漫画発想源]

「まぐまぐ大賞2016」のビジネス部門を受賞した、経営者・マーケティング担当者向けメールマガジン『ビジネス発想源 Special』には、漫画から経営や企画のヒントを見つけるという趣旨の、「漫画発想源」という不定期連載のコンテンツがあります。 学びと実践のために漫画を読むというのもまた一つの「読書」である!と考えて、この「漫画発想源」を『トップリーダーズ』でも転載していきます。 いろいろな漫画の中から見えてくる、効果的な会社経営のやり方や、PR力を持つ企画の発想などなど。あ

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106:お客様を明確にイメージできれば、イメージのお客様は自動的にヒントを語る。[TRs-Select]

何度も映像化を果たし人気シリーズとなった時代劇は、当初は全くドラマは考えられておらず、決まっていたのは主人公の2人のキャラクターだけだった! 「お客様の目線に立て」「お客様第一」などといろんな経営者や担当者は言いますが、実際には「お客様の考えることがなかなか分かりません」ということが大半です。 小説や脚本を書く物書きの方々は「キャラクターが勝手に動き出す」とよく言います。きちんとその人物像が頭の中に描けていれば、その人物像は勝手に語りかけてくれるのです。お客様のイメージが

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[Pro's Bookshelf] 07:システム管理支援業・小俣さんの一冊

プロフェッショナルたちは、どんな本を読んでいるのか? 各界の第一線で活躍されている方々に愛読書を紹介していただく「Pro's Bookshelf 〜プロの本棚〜」のコーナー。 今回は2017年4月に募集した、第2回「『トップリーダーズ』オススメ選書権」にご応募下さった皆さまの推薦選書から、入賞の方のオススメ本をご紹介します。 厳正な選考の結果、第2回「オススメ選書権」の入賞者の方は複数いらっしゃり、今日は三人目の入賞者の本です。お一人目の記事はこちら。お二人目の記事はこ

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