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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中…
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ…
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2017年5月の記事一覧

090:自分たちの職業において、最も基礎的な能力とその鍛錬方法は何か。 [TRs-Select]

人気劇団を率いる演出家がプロの俳優の志願者たちに最初に教えることは、演技のノウハウでも発声のテクニックでもなく、意外な鍛錬だった! どんな職業にも、気力や体力は必要です。優雅に演奏しているように見える音楽家もしっかり演奏するためには腕力や握力や姿勢の維持が大事ですし、頭しか使わないという学者タイプの仕事であっても考え続けられる体力が必要だし取材をしていく行動力も必要になります。 職場でラジオ体操をやっているという会社や工場も多いですが、それを何のためにやっているかが誰も理

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読書術06:本を読了してしまうまでの勢いが大きなインプットを生む [発想源式読書術]

『ビジネス発想源』で紹介される本は良い本ばかりなので、どうやったらそんな本を見つけ出せるんですか? …という読者の皆さんからの嬉しい質問に、調子に乗って答えをお伝えする「発想源式読書術」のコーナー。 極度の読書嫌いなので、何としても効率的に有用で有益な情報を見つけ出したいという考えで本を探したり選んだりしているのですが、本を探す時間があまりないという方の参考になれば幸いです。 もちろん、これが読書の正解であるはずがありません。あくまでも『ビジネス発想源』で取り上げるよう

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089:無意識に身につけたアイテムが、ビジネスの場を簡単に崩すこともある。 [TRs-Select]

日本屈指の人気アナウンサーは下積み時代、あの人気歌手からステージの上でのプロ意識の大切さを、無意識に身につけているアイテムを指摘されることで教わった! 高級な商品を扱っているセールスマンが、安っぽいネクタイを身につけていたり安っぽいボールペンを使っていたりしたら、高級な商品に説得力が無くなります。清潔で安心のサービスを提供するスタッフが、清潔感のないハンカチや指紋だらけのタブレットを持っていたら敬遠されてしまいます。 普段から無意識に使っているモノが実は場の雰囲気を壊して

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088:下積み時代の「がむしゃら」が、成功をつかむための近道となる。 [TRs-Select]

下積み時代に10年間誰よりも早く店に来るというがむしゃらさが年商200億円のサロンチェーンの成功を生み、その教えを忠実に守った社員は8年間で年収1億円のオーナーへと成長した! どんな職業にも下積み時代はありますが、多くの人がそんな時期に「たまにはパーッと仕事を忘れる」とか「時には自分のプライベート時間が大事」などといって、仕事の取り組みをそこそこに考えてしまいます。 しかし、成功をつかんでいる人たちの多くは、下積み時代の頃に周囲の雑音や一般的な休息など気にせず、人よりもひ

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087:「それは何のための投資なのか」を内外に広く発信しておく。 [TRs-Select]

山奥の村長が、農業への投資よりも先に図書館の建てることにお金をかけたら、図書館利用率だけでなく農家の平均年収も全国トップクラスになった! 将来のための投資を行なっても「そんなお金の余裕があるんだったら、どうしてこっちにお金を回してくれないんだ」という不満の声が現場から上がりがちです。 そんな時に、経営者は「なぜ今、そのお金の余裕をそちらの投資に回さなければならないのか」ということをきちんと説明できなければなりません。特に人材育成などは時間のかかることなので即効性がない分、

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086:プロ級にテクニックを向上させるために、まずやっておくことは何か。 [TRs-Select]

日本を代表するレーサーが、全国の走り屋たちに教える「ドライビングテクニックを向上させるためにまずやるべきこと」「速く走るために最初にこだわるべき道具」は、多くの人が予想もしない意外なものだった! 一流のプロフェッショナルほど、「基本中の基本」を大事にします。それはアマチュアほど軽視しがちなメンテナンスや基礎的な道具などがそうです。 「凡事徹底」という言葉がありますが、その道のプロほど決して凡事を軽視しないのです。それは決して精神論的なことではなく、単純に「そうしたほうが誰

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漫画06:この漫画に学ぶ「知のバトルで描ける青春群像」[漫画発想源]

「まぐまぐ大賞2016」のビジネス部門第2位を受賞した、経営者・マーケティング担当者向けメールマガジン『ビジネス発想源 Special』には、漫画から経営や企画のヒントを見つけるという趣旨の、「漫画発想源」という不定期連載のコンテンツがあります。 学びと実践のために漫画を読むというのもまた一つの「読書」である!と考えて、この「漫画発想源」を『トップリーダーズ』でも転載していきます。 いろいろな漫画の中から見えてくる、効果的な会社経営のやり方や、PR力を持つ企画の発想などな

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085:ごまかしの効く流通経路に安住していると、商品の品質は絶対に上がらない。 [TRs-Select]

本場ドイツでワインの基本的な作り方や文化を学んで帰国したら、ワインがよく売れる日本では流通システムがおかしいことに気づき、理想のブドウ作りを始めたら大人気のワイナリーになった! 生産者と販売者の間に卸問屋や貿易商などの中間業者がたくさん入れば入るほど、もしどこかにごまかしがあっても分からなくなってしまいます。 生産者が直接売るということには、ごまかしが効かないという大きなプレッシャーがありますが、そのプレッシャーを乗り越えて期待値を超えることで生産の品質レベルは飛躍的に向

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084:有能な人材が能力を発揮できないような環境になっていないか。 [TRs-Select]

現在も球界に燦然と輝く空前絶後の大記録を成し遂げた伝説の選手は、大舞台になると血の気が失せて精彩を欠く極度の小心者だった…! 失敗ばかりでなかなか成長しない人物も、実はとてつもない優秀な能力を秘めているのに、それを発揮できる環境や雰囲気になっていないというだけ、ということがよくあります。 有能な人材を採用したはずなのになかなか結果が出ない、という時には本人だけの問題ではなく、彼の才能を引き出すことができるような環境づくりもまた大事なのです。経営者は常に、そのように社員たち

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[Pro's Bookshelf] 05:マークアップエンジニア・宮崎さんの一冊

プロフェッショナルたちは、どんな本を読んでいるのか? 各界の第一線で活躍されている方々に愛読書を紹介してもらう「Pro's Bookshelf 〜プロの本棚〜」のコーナー。 今回は2017年4月に募集した、第2回「『トップリーダーズ』オススメ選書権」にご応募下さった皆さまの推薦選書から、入賞の方のオススメ本をご紹介します。 厳正な選考の結果、第2回「オススメ選書権」の入賞者の方は複数いらっしゃったのですが、今日はお一人目の入賞者の本です。 また、この記事の最後には「第

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083:上辺の反応に翻弄されず、自分の信念や軸に従ってブレずに取り組む。 [TRs-Select]

テレビ局側から押し付けられた視聴率至上主義のわけの分からない企画に反し、プロデューサーがどうしても一緒に作品を作りたかった俳優たちを口説いて局に押し通した企画が、大ヒットドラマになった! 数字を気にし始めると、自分たちの信念や軸がブレ始めて無難な企画になり、それは大抵世の中の感性とズレた失敗になることが大半です。 短期的な効果を求める上役、匿名でからかうだけのクレーマーなどからの横槍から、どんどん企画が変な方向にさせられて、わけの分からないものができあがるよりも、自分たち

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082:相手の信頼に全力で応え、こちらからも全力で信頼する経営意識。 [TRs-Select]

一方は通帳と印鑑を完全に預け、一方はそこから1円も引き出すことはなく、二人が信頼しながら経営した学習塾が、やがて一流校への合格数で悲願の日本一を果たした! 人と人とのつながりで最も大事なのは、お互いの信頼感です。一方が一方的に「相手を最大限に利用してやろう」と考えていたり、「何かあったら別の人に乗り換えよう」などと不審に思っていたりすると、本当の信頼感は生まれず必ず関係が歪んでいきます。特に共同経営者の場合はそれが顕著で、うまくいくケースのほうが珍しいほどです。 経営にお

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081:行き詰まった方向性を捨てて、180度異なる方向から打開策を見つける。 [TRs-Select]

PRイベントで予定していたメインゲストが急遽出演できなくなった時、苦肉の策で全然関係のない動物を連れてきたら、大きく盛り上がってカルト的なヒットを生み出した! ビジネスの現場では不慮のトラブルは日常茶飯事。代替案を用意していなかった時には現場は混乱しますが、そんな中で焦って代替策を考えても、大抵は準備万端だった当初の案の妥協的な劣化版になってしまうことが大半です。 こだわっている方向性を実現することに行き詰まった場合は、それをいったん忘れて全く違う方向から発想を組み立てる

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080:社員に必要な教育のためには、徹底的に教育コストをかける。 [TRs-Select]

雨の日の流しの稼ぎを自慢する運転手が多いタクシー業界において、いちはやく運転手の教育センターを作ったタクシー会社に、お客様の信頼や有望な新人が集まり、やがて日本屈指のタクシー会社へと急拡大した! 朝礼で何度か言った、メールでもちょくちょく伝えている、ぐらいのことで、社長の理念は社員たちには伝わらないし、社員たちの教育はできません。 社員全体のレベルを上げるのであれば、教育指導のシステムそのものから考えなければなりません。経営に教育コストは、必要なのです。 各業界のトップ

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