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フィリピンのグループ会社へ現地視察に行ってきたお話〜オフシーン編〜

前回の記事ではウィナスフィリピン視察について、島内さんにビジネスパーソンとして熱い思いを語っていただきました。

今回は初海外の植松さんにも登場していただき、フィリピン滞在の“オフシーン”についてです。

強行スケジュールの中ではありましたが、島内さんも植松さんも驚きの連続。
そしてフィリピンの風景や出会った人々を通して様々な思いが巡ります。
“社会人として”“人として”今回の来訪では様々な気づきがありました。
そんなお2人の生の声をお届けします。

Q 今回のフィリピン来訪ですが、お仕事以外で何か楽しみにしてることはありましたか?

島内 ジョリビーに行くことです。

Qジョリビー……?

島内 フィリピン最大のファーストフードチェーンです。
フィリピンではマクドナルドより店舗数も多く、馴染み深いんです。
フィリピンに行くならジョリビーは絶対に行けと聞いていまして。

植松 ハンバーガー以外にも色々メニューがあるのですが、何を頼んでも一緒にご飯がついてきたのが衝撃でした。なんか、甘いご飯です。びっくりしました。
島内 値段は日本のファーストフードより割安でしたね。

Q おいしかったですか?

島内 植松「………………」
植松「行ってよかったです(笑)!」

島内「めちゃくちゃ美味しいものも食べました!
到着した日の夕食に行ったスペイン料理なんですけど、日本でもあのクオリティーはないと思います。
フィリピンって元々スペイン領なので、スペイン料理は根付いているんです。
本当に人生で一番美味しいパエリアでした。
ただ『これはフィリピン出張って感じじゃないな。フィリピンっぽい店に行くぞ』と社長に言われまして(笑)」

植松「そして、翌日のジョリビーです」

Q なるほど(笑)率直な感想、フィリピンってどんな国でしたか?

島内「暑い。渋滞がすごい。良い人が多いですね。
とにかくエネルギッシュな国です。開発途上国なので貧富の差はすごいです。
貧しい暮らしをしている人もたくさんいますし、ケタ違いのお金持ちもいます。
とくに印象的だったのはBGC(ボニファシオ・グローバル・シティ)というエリアです。
ここはフィリピンの経済成長を象徴する近未来都市なんですか、本当に衝撃を受けました。

高層ビルやホテル、商業施設や住宅街があるのですが、まさにセレブの街といった感じで……。
ごみ一つ落ちてないくらいきれいですし、いたるところでプロジェクトマッピングが見れたり、技術もお金の掛け方も、確実に日本の上をいっていましたね。
フィリピンの経済成長を目の当たりにして本当に圧倒されました」

Q 植松さんは初海外ということでいかがでしたか?

植松「とにかく日本から出るのが初めてだったので、パスポートを取るところがスタートラインです。本当に楽しかったし、良い経験になりました」

島内「初めての海外がフィリピンっていうのがすごいですよね。
この先、どこに行っても大丈夫だと思います」

植松「社長にも言われました(笑)僕の一番大きな目的としては、とにかく“外の世界を見る”ということです。
初めて海外に行くにあたって、いろんな本を読んだりもして準備をしたんですね。そんな中で日本はもう先進国ではないとも言われてるのを知って、アジア各国の成長をこの目で見たいと思っていました」

Q 実際フィリピンの成長を見てどうでしたか。

植松「今島内さんが話してくれたような、ものすごく栄えた近未来都市があったりするんですが、一方で空港周辺には物乞いの人がいたり、いわゆる貧富の差というのは衝撃的でした。
外資系の企業がどんどん入ってきて潤っている人もいればそうでない人もいますよね。
ただ、国全体のエネルギーはすごいなと思ったので、今後どんどん成長するんだなと感じました。

島内「フィリピンの方は英語が堪能なので、欧米企業のコールセンターで働いている方も多いんです。ちなみに、コールセンターはめちゃくちゃ人気のある仕事なんですよ。国内の外資系企業を希望するだけではなく、日本にきて働きたいという人も多くて。今現在も、日本の看護や介護の分野で活躍しはじめていますよね」

Q フィリピン人は、とても心優しくホスピタリティーのある方が多いと言われています。
かつては日本に“フィリピンパブ”と言われるお店がどの街にもあって、ホステスさんたちが大活躍していました。
温かいおもてなしや、人に寄り添う仕事に向いている国民性なのかもしれないですね。

島内「コールセンター、看護、介護、接客業と……つまり女性が活躍する国でもあるんですよね」

Q  他に何か印象的だったことはありますか?
島内
「おもしろかったこととしては、出発前にそれぞれ“夏服だけどきちんと感のある服”を準備したらみんなUNIQLOのポロシャツでお揃いになってしまったり(笑)」

植松「初めてのカジノも楽しかったです。……けっこうお金使っちゃいました。おかげでハマらずに済みそうです(笑)」

お揃いのポロシャツでカジノへ!

Q たしかに、ビギナーズラックで最初に美味しい思いをすると、その後が大変なので(笑)

島内「帰りもかなり余裕を持ってホテルを出たつもりなのに、交通渋滞本当にすごいし、空港の保安検査場も全然スタッフがいなくて進まないんですよ。
結局それに90分くらいかかってしまい……。飛行機の離陸ギリギリだったので、本当に帰れないかと思いました。
そういう途上国ならではの要領の悪さやインフラ整備などは、改善されていくべきポイントだと思いますね」

植松「僕もずっと日本にいて、日本以外のことを知らなすぎたとけっこうカルチャーショックを受けました。勉強して教養をつけなくてはと感じましたね。
また、海外に行くことで、日本の良さも実感しますよね」

Q 今回のフィリピン出張、学びが多かったですね! お二人それぞれ、一番印象に残ったことを教えていただけますか?

島内「個人的にはフィリピンの急成長を見てめちゃくちゃ焦りを感じました。『え? 途上国じゃなくない? 日本より発展してない? やばい。追い越される』って。日本はもう発展し尽くしちゃっているので、これ以上の成長って難しいと思うんです。フィリピンの伸び代には脅威を感じまたね」

植松「僕は逆に貧困を目の当たりにして衝撃を受けました。
9歳10歳くらいの子が夜の街で物乞いをしているんです。
日本だったら家でゲームをしているような子供が、生きるために物乞いをしてるってすごい光景ですよね。
知らなかった世界を見ることができて、良い経験だったと思います」


島内さんと植松さんにとって、本当に大きな学びがあったフィリピン出張となりました。

次、日本のメンバーでフィリピンに行くとき、どのような発展を遂げているでしょうか。

ウィナスの事業はアジア各国に広がっています。

またフィリピンがその拠点になるよう、日本とフィリピンスタッフ一丸となって成長していきます。


フィリピン出張おつかれさまでした!

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