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フローラS 有力馬見解

ウインバリアシオンです!

今回はフローラSの有力馬見解を書いてみました。

2019年
◎シャドウディーヴァ

2018年
◎パイオニアバイオ
〇サトノワルキューレ
と相性の良いレースなので気合いは入ってます!

それでは早速見ていきましょう。

(思い入れの強いレッドルレーヴの見解がだいぶ長くなってしまいました。お許しください。)

スカイグルーヴ(C.ルメール)

父エピファネイア 母父キングカメハメハ

適性A 臨戦B 地力B

エピファネイア(シーザリオ牝系)×アドマイヤセプター(エアグルーヴ牝系)という配合の言わずと知れた超良血馬。ここまでの2戦は父の特徴と母系の特徴を反映した想像通りの走りを見せてくれています。

東京2000mの新馬戦では、折り合いがつかない感じでハナへ立ちそのまま後続を寄せ付けず大楽勝。広い東京の逃げの競馬で圧倒的なパフォーマンスを見せる姿は、これぞ揉まれ弱いエピファネイア産駒というレースぶりであり、エアグルーヴ牝系らしい東京への高い適性を見せた一戦であったと言えるでしょう。

そして2戦目は牡馬相手の中山2000mの京成杯。新馬戦とは真逆の適性が求められる、道悪の小回り中山でどんな競馬を見せるか非常に注目していました。ただ、再び揉まれない競馬が叶う大外枠を引き当て、2番手の外から4角先頭での押し切りを図るという全く中身のないレースでゴール前クリスタルブラックの強襲に合い2着。ここを勝って桜花賞に直行という青写真を描いていたであろう陣営としては、1着賞金は獲得できず、全く中身のないレースに終わるという最悪の結果であったと言えるでしょう。(まあ2着で賞金加算をしているのが不幸中の幸いではありますが)

今回は揉まれ弱いエピファネイア×エアグルーヴ牝系のこの馬にとっては"庭"と言ってもいい東京替わり。開幕週の内前断然&摩擦皆無の馬場も大歓迎。不安点といえばこの記事を書いている時点では枠順が発表されていないのでわかりませんが、内枠で初めての揉まれる競馬になった時くらいでしょう。

断然人気なので嫌いたい所ですが、揉まれない枠or並びに入ってくれば普通に走ってくると思います。内枠で揉まれた瞬間に投げ出すタイプの馬だと思うので、今回は外枠を引いてもらって気持ちよく勝ってもらい、本番のオークスで人気を背負って内枠で揉まれて飛んでもらいたいなと個人的には思っています(笑) 去年のフラワーCを気持ちよく逃げ切り、本番で人気を背負ってぶっ飛んだコントラチェックのイメージです(笑)


レッドルレーヴ(デムーロ)

父キングカメハメハ 母父ディープインパクト

適性A 臨戦B 能力A

新馬戦時点で臨戦次第ではオークスで◎を打とうと思っていた馬

その新馬戦は、のちの共同通信杯3着馬・フィリオアレグロとのマッチレースに半馬身及ばずの2着。ただ3着には6馬身もの差をつけ、馬場を考慮すれば走破時計も極めて優秀。このレース内容と父キングカメハメハ×母父ディープインパクト×エアグルーヴ牝系という究極の主流血統を突き合わせ、東京2400mという主流力が求められる舞台のオークスで◎を打つに値する馬だと感じました。未勝利戦は順当勝ち。それも中山2000mの内枠から馬群を割って来ての勝利とそれなりの集中力を感じさせる物だった点は好感。道悪の新馬戦で勝ち馬に唯一食らいついての2着。2戦目の未勝利での勝ち方を見て、やはりオークスが楽しみだと感じました。

そして休み明けの外枠という集中力が活きない条件でのレースとなった前走のフラワーC。地力で勝ちきって欲しいと願いましたが、4角で外に振られる不利と、内前断然の馬場で逃げ馬を捕まえきれず2着。4番人気だった事を踏まえれば、かなり強い競馬だったと言えるかもしれませんが、

僕の中では痛恨の敗戦でした。

その理由はただひとつ。フローラSに出走してしまうと思ったからです。

前走のフラワーCを勝利してのオークス直行が疲労に弱いキングカメハメハ産駒のこの馬にとってはベストな臨戦。しかし、ベスト舞台であるオークスにたどり着くには賞金が明らかに足りないレッドルレーヴは、東京のオークスTRを使うしかなくなってしまったんです。要するに、ここを走って疲労が貯まった状態のオークスではこの馬を評価する事ができないんです..。デビュー当時からオークスで!オークスで!と思っていたこの馬から勝負できない臨戦になったしまった事が残念でなりません...。

話が逸れました(笑)

では、今回のフローラSはどういう評価を下すのかと言うと、ここはある程度走ってくると思います。前走の4番人気2着は激走だからここは疲労に弱いキンカメらしく反動の番じゃ?と思う方がいるかもしれませんが、前走の4番人気は明らかに過小評価です。僕はこの馬の前走を凡走と見ています。

そもそも人気なんて物は、馬券を購入している人間が作り出している物で、強い順に並んでいるわけでも、走ってくる可能性が高い順に並んでいる訳でもありません。人気を背負う事で、マークがきつくなったり、プレッシャーがかかる騎手以外は、全く気にする必要がない物だと個人的には思っています。

主流力が問われる東京に替わる点と、単純な地力の高さからここは人気でも切れない一頭だと思います。オークスで買いたかったんですがねー。

ウインマリリン(横山武)

父スクリーンヒーロー 母父Fusaichi Pegasus

適性C 臨戦C 能力B

スクリーンヒーロー産駒の特徴は2つ
・タフ条件(道悪や坂有コース替)
・短縮や内枠で精神制御

この2つの条件が揃ったのが、先日行われた高松宮記念のクリノガウディー。当然、僕も◎を打って単複1点勝負を敢行し、見事、1位入線を果たしました!!!(以下省略)

このウインマリリンもスクリーンヒーロー産駒らしい走りをこれまで見せていて、全2勝を急坂のある中山であげています。スクリーンヒーローが苦手とする延長での臨戦となった前走は、道悪と前走比1.7秒速くなったペースが味方しての激走と見るのが自然だと思います。

今回は道悪の中山とは真逆の適性が求められる高速馬場の開幕府中替わり。この馬の良さが全く活かせない条件なので、ここは消しです。秋華賞からの短縮で向かえるターコイズSあたりで狙いましょう。

ホウオウピースフル(D.レーン)

父オルフェーヴル 母父キングカメハメハ

適性B 臨戦S 能力B

有馬記念を勝ったブラストワンピースの半妹。

デビュー戦、2戦目ともにドスローの流れを楽に先行し押し切り圧勝。少頭数の格下相手に圧勝を続ける走りは、兄ブラストワンピースを彷彿とさせます。この走りから短縮の相手強化である事に加え、初のペースアップ+多頭数の競馬とどう見ても楽→苦であるクイーンCでは軽視しました。案の定凡走しましたね。お兄さんそっくりな馬だとここで確信しました。

となれば、凡走後でストレス・疲労もなく、延長で追走が楽になるここは当然巻き返しの番と見ています。ただ、この馬も人気なんですよね..。


今年のフローラSは下位人気の馬におもしろそうな馬が何頭かいますね。詳しくは土曜夜か日曜朝に更新予定の予想(印と見解)の方で書いていきたいと思いますのでお楽しみに。恐らく今日見解を述べた4頭に◎を打つ事はないと思います。

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