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日本に一時帰国することの重要性

前回の記事で、日本に帰国することを書きました。主に「日本に入国する方法
」について書き記しました。


これはまぁ、ある意味手続きを踏めば、様式に則ってやれば特に問題なく進むということがわかりました。


国が違うとこの通りではありませんが、何かの参考になれば幸いです。


さて、帰国する、しないは個人の自由だし、強制されるモノではありませんけど、わたしの意見としては、やっぱり「帰国できるチャンスがあるなら、タイミングが合うなら日本に帰国すべし」派の意見を改めてもちました。


今回はこのことについて、書きたいと思います。


数年不在にしていると、仕組みすら変わる


古き良き伝統を守る母国。そんなイメージがあるかもしれません。実際、田舎に帰ると、ここは原日本が残っている。それを実感することは多々あります。


変わらないこと。


でもですね。


それでもやっぱり「何か」は変わっているんです。技術の進歩は日進月歩。例えば今まで、ネットが繋がっていなかった地域が、ネットを使えるようになった。インフラが整ってなかったところが、ようやく整った。


それだけじゃなく、行政だったり法律だったり、それに伴うルールが変わっていたり、色々あるわけです。


数年日本を離れていただけで、わたしが知っている日本は随分変わってしまっていました。


人も変わる。


年月を重ねるのは、何も自分だけじゃありません。田舎に残した親も相応に歳をとる。考え方の根っこは変わっていないかもだけど、表面上は少しは変わっている。


関わる人も、みな少しずつ変化している。むしろ「旧態依然」としているのは、わたしの方だったりする。


よく、海外から帰ってくると「浦島太郎状態になる」ということが言われるけれど、数年離れていると、特に実感する。


住んでいる世界線が、やっぱり違っているんだ。


変化はどこでも起こっている。


わたしはお陰様で、ドイツの許可?を得てドイツで働き、食い扶持をもらい、暮らすことができている。ドイツにしたって、ドイツ国内では変化が見えないようでありながら、おそらく変化している。


マスクをしていなかった国民が、政府の指示とはいえ、マスクをするようになった。これは、大きな変化だ。


彼らにとっての大きな変化。わたしのように日本人であれば「何をそんなに?」っていうことだけれど、国によっては受け取り方がものすごく違う。


だけど、変化を享受するのはあくまでもその国、その地域に属して「生活していること」が重要で。


そこにいると、変化が生じているようには見えないし、感じられないかもしれない。それでも、変化は確実に起こっている。


マスク嫌いの欧米人が、マスクして歩いている姿を見るだけで、随分変わったと実感できるわけだ。でも気づけるのは「そこに住んでいるから」なのだ。


だからこそ、帰国する必要がある。


今回、数年ぶりに帰国して分かったことは、なんだかんだ言って「日本はかなり変化している」ということだ。


数年前に変化の予兆は感じていたのかもしれない。


でも、その先の姿は、残念ながらわたしはこの目で見ていないし、生活もしていないのだから、実感もない。


ネットが普及した今、過去の知識と経験、そして情報から「想像」はできる。だけど「現実に起こっていること、表現していることを実感」はできない。


それを実感するには、経験するしかない。


つまり、「帰国して、体験してみる」しかない。


例えば、こんなことは、日本にいたら気づかなかったかもしれない。いや、実際、わたしは気づかなかった。だから今、経験した。



どこかで説明を受けていたかもしれないけれど、それでもやっぱり「体験」してみないことには、理解ができない。


悲しいけど、能力がそれほど高くないから「経験」が大事になってくる。


こういうギャップを経験するたびに、わたし達は少しずつ経験を積み、また一歩、成長できるんじゃないか?そう考えたら、どうだろうか。


故郷を、国を離れて生活している人にとって帰国するということは、その人にとっての一大チャンスなんじゃないだろうか?って思う。


いくら勉強していても、経験には敵わないのかもしれない。


まとめ


日本に帰国するということで、過去と、今のギャップに苦しむことになるかもしれない。でもそれでも、チャンスがあるなら、数年毎に帰国するのは良いことだ。


海外での経験もきっと尊いことだろう。それも大事だけど、それを経験した上で、日本に帰ってきて経験することも、かけがえのない体験になると思う。


むしろ、チャンスだ。


違いがあるからこそ、違いを感じられるからこそ、チャンスで、経験値とレベルアップを得るチャンスなんだ。


だから帰国する、帰国したいと願う邦人がいたのなら、その願いをあまねく叶えていただきたいと思う。


それでは、また。

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