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わたし以外にわたしを守ってくれるのは、誰?

これまでの生涯で、心に残る言葉というのは人それぞれ、色々あると思います。それは感銘を受ける言葉であるかもしれず、ひどく傷つける言葉でもあったかもしれません。


それぞれ一長一短あるけれど、どちらにしても印象に残る言葉というのは、ありますよね。あなたが今までで印象に残っている言葉、なんですか?


改めて思い返してみると、ショックを受けることもあるし、朗らかな気分に戻れることもありますよね。


今回は、わたしがショックを受けた言葉のうちの一つをご紹介します。なんでそんなのを紹介するのかって?わたしも弱いただの人間ですから。心が弱ることもあるわけです。


「あんたは、自分を守ろうとしているだけ」


さて、わたしが生涯を通して、ショックを受けた言葉というのは、他でもない、この言葉です「あんたは、自分を守ろうとしているだけ」です。


ニュアンスとしては、「自分が一番大事であって、自分だけ守りに入っている。他はどうでもよく、ゆえに周りへの配慮が足らない、だから、ダメなんだ」ということを表していると思います。


まぁ、言われた本人に、面と向かって「それってどういう意味ですか?」なんて聞ける状況でもないし、そんな度胸もないので聞けずじまいですが、でも話の流れ、ニュアンスから、そのように捉えられます。


この言葉、励ましでも、発破がけでもなんでもなくて、単なる批判あるいは誹謗中傷の類だと思っています。


もちろん人間、誰しも失敗はつきものだし、実際に失敗してしまうこともありますよね。わたしも偉そうなことを言っているかもしれませんが、これまでの人生「失敗だらけである」と言われたら、頷かざるを得ませんね。


まぁ、それでも、日々生きているわけですがw


自分のアイデンティティを守りながら、世の中を生きていくというのは至難の業かもしれません。人によっては、のらりくらり躱しながら、生きていくこともできるかもしれません。


でもそれが、できるか、できないか、はその人及び神様次第のところが、あるのはお分かりいただけると思います。


自分を守ってくれるのは誰?


そんな言葉を浴びせられてショックを受けたわけですが、その時はそれをうまく心に留めておくことができませんでした。


あまり意味はわかっていませんでしたけど、なんとなく「ものすごく非難しているんだなぁ」ということは、わかっていたと思います。


でもですね。


タイトルにもあるように「自分のことを守るのは、誰?」って後になって冷静に考えたときに、言われた言葉に矛盾を感じるようになりました。っていうか、誰に何を聞いてるの?って。


自分を守ってくれるのは、他でもない、自分ですよね。


誰かが、わたしのため、あなたのために、守ってくれるわけではない。まぁ、お金払って、ボディガードを雇うという手段もありますが、これって、「物理的に防御」しているだけですよね。


心ない言葉を浴びせられ、そこから「身を守る」ためには、他でもない「自分で守る」以外に何かありますか?


そういう言葉を発する人が、いきなりいなくなるわけでもありません。言葉というのはどこまでも追っかけてきます。だったら、物理的に離れるのもそうだし、心理的に離れるというのも一つの手段。


もし、「自分を守っているだけに過ぎない」と言われても、じゃぁ、あなたは誰かが守ってくれるんですか?と問いたい。自分を守ることに何か悪いとでもいうのでしょうか?


やっていることの善悪はあるかもしれませんが、それだからといって「自分を守る」ことがイコール悪ではないですよね。


苛烈に責め立てているその人、本人の方があるいはということもある。だからバッサリ断罪できるものでもありません。


そう問うた人に問いたい。「あなたは、誰が、あなたを守ってくれるんですか?」


まとめ


心ない言葉を発して、追い詰めてくる人は世の中にいますが、その内容は必ずしも正しいことを言っているわけではありません。


その時はそうかな?って思っても、冷静に考えると、「何言ってんの?」っていうこともよくあります。わたしも偉そうなことは言えませんが、間違っていたら、訂正することもあります。


まぁ、それは肩肘はらず、あまり大胆なことはできないけど、でも、それでも好きなことをやって過ごしていくのは、一つの選択肢、ですよね。


それでは、また。

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