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ママWIM ワークショップ vol.1 レポート

Women In Music Japanのママミュージシャン・音楽関係者向けワークショップ「ママWIM ワークショップ vol.1」を開催しました。

ご参加いただいたのは5名のママミュージシャンの方。
小さなお子さん連れの方も数名いらっしゃいます(今回は3歳〜5歳のお子さんたちでした)。
今回は「音楽活動と育児・家庭の両立」というテーマで、課題の共有と理解を深めることが目的です。

ファシリテーター(ワークショップの司会的な役割)は、WIM役員の多田ルミエが務めました。

Women in Music ママWIMワークショップ
2019/8/17 東京ウィメンズプラザ

<タイムテーブル>
10:00 受付・プリント配布
10:20 WIM Japanの紹介、会場紹介、ファシリテーター紹介
10:30 テーブルごとの自己紹介
10:40 ファシリテーターからワークの説明
10:50 各テーブルごとにワーク&シェアリング
11:40 発表
11:50 退出・ランチへ

まずはアイスブレイクとして、「Good&new」30秒で24時間以内によかったことを3つ思い出して自己紹介をします。
なかなか良かったことを思い出せない人も…気づけば子どものことばかりになっている、という気づきのある人もいました。

ワークの実施
各自、大きい付箋に課題を書いていきます。
音楽と家庭に関連することを中心に、もやもやしていること、ネガティブに感じていることを書き出していきます。

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付箋に書き終わったら、ホワイトボードに貼り出して説明していきます。
一通り説明し終わったら、他の人の共感できる付箋に小さい付箋を貼っていき、同じ悩みをまとめます。
また、小さい付箋が多く付いているもの(共感が多かったもの)を上の方に持っていきます。

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付箋が多かった項目はこんな感じでした。
・疲れている
・練習の時間が欲しい
・夫が育児参加しなくてイライラ
・お金問題
・2人目問題

ミュージシャンならではの悩みもありましたが、
「体力」「夫」「時間」「お金」など普遍的な悩みも多いですね!

続いて、「これで解決するのでは?」ということを付箋に書き、悩みの付箋の上に貼っていきます。
一人のもやもやが違う視点で見えてくることで、みなさん感じるところがあったようです。


参加者の感想
・悩みを共有できて元気をもらいました!
・24時間以内にあった良いことを思い出すということをやってみたのが良かった
・色々なアドバイスをもらったが実行するのは中々…
・子供を産んだことによりミュージシャンとしてつまらなくなるのではという思いがあったが、今日集まって母でありミュージシャンである人たちと話せてよかった
・音楽業界で働くママのサポートがないというところに、活動がし辛いのかなと思った


ファシリテーターからの考察
ビジネスマンやワーママのワークショップは開催したことがありますが、音楽というキーワードとの掛け合わせは今回初の試みでした。
普遍的な悩みもありつつ、さらにミュージシャンとしての悩みがかけ合わさり、課題が幾重にも絡まっている印象です。
皆さん個人的な悩みなのに、共有していくと、大きな輪郭として課題が浮き出てくるのが非常に興味深かったです。
これから順次、共有の段階を経て、課題解決への道を探っていければと思います。

ママWIMでは定期的にワークショップを開催予定です。
ご興味のある方は、facebookページに「いいね」を押して、更新情報を受け取ってください。

https://www.facebook.com/womeninmusicjapan/


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