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WimHofMethod 公式本の要約 part 2 1日1回の冷水シャワーで医者いらず


血管系は何百万もの小さな筋肉(血管平滑筋)でできていて、気温や風などによって奪われる熱量に反応して、動脈や静脈を収縮・開放しています。私たちのコア(脳・内臓)の温度=深部体温は約37.0度を保たなければ生命活動を維持できません。だから、血管系は寒さや暑さからコアを守るために、つまり正常な体温の範囲内にとどまるように、開いたり閉じたして温度調節をしています。血管が開いたり閉じたりするという事は、血管平滑筋は膨張したり収縮したり、筋トレをしているような感じになります。
ところが、寒さをしのぐために服を着ていると、この小さな筋肉が働かず、熱を体外に逃がすために、血流を広げ、ずっとポンプで送り続けて血流を余計に確保し、心臓に負担をかけることになります。

冷水シャワーを浴びると、全身の血管系の小さな筋肉が活性化され、運動する。冷たいシャワーを浴び始めてから10日以内に心拍数が大幅に減少し、結果的にストレスが軽減されることが、実験で分かっています。

いつもの温かいシャワーの後に1分ほど冷たい水を浴びることを10日間行うと、寒さの中に入ると血管が閉じてしまうのをコントロールできるようになります。血管系が目覚め、その筋肉が適切な緊張をコントロールできるようになると、脳との接続が再び形成されます。

寒さはストレッサーである!
寒さの中に身を置き、寒さ(≒ストレス)対する体の反応をコントロールできるようになると、寒さ以外のストレスもコントロールできるようになるとヴィムは言います。つまり、暑さ、感情、仕事、人間関係、スポーツなど、あらゆる形のストレスに適用できるということです。

寒さは容赦ないが、公平で、あなたに道を示してくれるでしょう。
~ ヴィム・ホフ 

冷水シャワーを浴びることで、あなたが本来持っている能力を発掘し、Happy Health Strong(幸福、健康、強さ)を手に入れる第一歩を踏み出すことができます。

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